全く会話がない職場で仕事をすると楽しくない、精神的に病んで鬱になる?

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少し前まで派遣会社に勤めて早くも10年を超えましたが、そのメリットを活かして色んな企業で仕事をすることができました。企業によって働きやすさが全然違いますし、場合によっては組織によって異なることもあります。


例えば、同じ企業でもある組織はすごく働きやすかったのに、他の部署は超ブラック。。。なんてことも平気であります。その為、大手企業に勤めているから安心という時代ではないようです。例えば、突然の部署移動で、ブラック組織に異動を命じられて、病んで休業という人もいます。


実際、私が働いた部署では、社員が平気で数週間来なくなることもあります。空気もおかしくて、正直やってられないです。私もかつてブラック企業で働いてわずか3か月で退職したこともありました。一方で頑張って評価される現場もありますし、同じ人間でここまで働きやすさが変わるのかと思う事があります。やはり、職場とは相性があります。

 

笑い話ひとつできない職場の重い空気

そんな環境で普通にありますし、これからもなくなることはないでしょう。そして、私が働きたくない職場の一つが、笑い話一つもできないような現場です。


例えば、無駄話は禁止で、ひたすらキーボードのキーをたたく音だけが響くような感じです。コミュニケーションもなく、やりとりもメールとか。


私は仕事は人と人とのコミュニケーションだと思っているので、そんな職場で働いたら数ヶ月も経たないうちに病んでしまう自信がありますね。


私の仕事はシステムエンジニアですが、特に伝達不足でトラブルを生むことが多々あります。ヒヤリハットなんて日常茶飯事です。


特にコミュ障害がある人と一緒に働いていると大変です。自分の仕事の報告もないし、勝手に色々とやられてトラブルになることがあります。


仕事によっては自分だけで完結できるものもあれば、多くの人と絡んで仕事をしなければならない場合もあります。特に多くの人が絡んでいる仕事はコミュニケーションは超重要です。


その為、話しにくい環境はなるべく作らないほうがいいです。実は、必要最低限な会話って難しいんですよね。最近もよくありますが、ちょっとした話から救われたことが多々あります。普段からコミュニケーションを大事にしているからこそ、救われたと私は思っています。

 

職場の会話は情報伝達だけでなく、コミュニケーションの一環

これは仕事において、ブラック組織から脱することにも効果的に働くと思っています。コミュニケーションをとるから上司は部下の状態を把握する事ができるようになります。


部下の調子がおかしいと思ったら、すでに限界という事もあります。その為、常に上司は部下と接するようにする事が大切です。


そして、同じように組織内でしっかりと横と横との連携が出来ていれば、仕事はさらに効率よくなります。何度も言いますが、コミュニケーション不足の組織は、トラブルが増えますし、雰囲気も悪くなります。


そこから、相手の仕事は私は関係ないと考えたり、人のミスはフォローしないという組織形態になっていきます。まずは、組織の空気作りを意識して、話しやすい職場を作ることだと思いますね。

 

そして、全く会話のない職場はやっぱりおかしいという記事が散見されます。例えば、

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

会話のない職場について。新しく仕事を始めた職場がすごく暗く、会話のまったくない職場でした。最初はびっくりしたのですが、2ヶ月3ヶ月くらいしたら慣れてきました。挨拶すらない時もありま
す。別に仕事中に会話をしたい訳ではありません。でも付き合い程度に会話をするのが普通だと思ってました。いままでやってきた職場も付き合い程度には会話があったので…。ちなみに週6出勤してました。そして会話がないのに慣れてきたのはいいのですが、仕事が終わったプライベートで友達と会うと『お前暗くなったな』とか言われる様になり会話がでてこなくてパニックになります。人の視線も気になるようになり、仕事に集中できません。仕事に行くのも嫌になり辞めたのですが、人の視線を気にしちゃうのが治りません。あとは頭がパニックになるのもです。周りに合わせようとしすぎてしまいます。どうすればいいですか?

 

ちなみに、この方が最終的にどうなったのかは分かりませんが、私も同様に会話のない現場にいって、病んでしまったことがあります。軽いうつ病と診断されました。結果、完治するまでに数年かかり、すごい苦労しました。私自身の経験からも、上記のように心が病んでしまう可能性があるのです。

 

他にもこんな記事もあります。

www.atmarkit.co.jp

 

あまり会話がない職場で、ほとんど外出もせずにずっとパソコンの画面を見続けている。もしこういう日々を過ごしているなら、注意が必要だ。「不健康」であるだけではない。このような生活は「脳の働き」を鈍化させてゆく。いきなり脳がフリーズして動かなくなる前に、日々のメンテナンスをきちんと行おう。


そして、面白いコメントがあります。こちらの記事では、健康面を重視に、会話がない職場のリスクがかかれていますね。

「同じ作業を続けていると、脳は『省エネ化』します。『省エネ』とは、いつも使っている機能にエネルギーを集中するために、ほかの機能で使う分のエネルギーをカットすることです」と築山氏は説明する。

 

 

私もなるべく会話をするようにしていますし、画面を見ていて眠くなったら歩いたりしています。ずっとパソコンの画面を見て、黙々と仕事をしてたら病みますよ。

 

まとめ

やはり大事なのは、普段から話をする習慣を持つことです。簡単だからメールでいいやとか、自分の仕事だけしとけばいいやとなると、必然的に会話がなくなります。

 

それって、効率よくなっているようで、実は非効率になっているんですね。その為、普段からなるべく話しやすい環境をつくることがたいせつだと思います。よく、現場で相談をしにいったら、斜に構えている人がいますが、それもよくないですね。

 

会社、組織は助け合いするべきなんですから、そういった意識を持って仕事をするだけでも、互いの労力って減ると思います。

 

会話をしない事で、情報がうまく伝わらなかったり、無駄にコストを生む可能性があります。さらに、健康面でもよくない訳ですから、積極的に会話をするようにしたほうがいいと思います。ただ、既にお通夜のような現場だと、そこから変えるのは少し大変ですけどね。。。(経験談