SPLX 3.0のWEB管理画面にログインできない場合のパスワード初期化、変更手順

Red Hat LinuxCentOSウイルス対策と言えば、トレンドマイクロのServer Protect for Linuxが有名ですが、先日、WEBの管理画面にログインできない事象が発生しました。


ちなみに、初期パスワードはなしでログインできます。ログインパスワードの設定が間違えると、ログインできない可能性があります。


また、プロキシの設定が入っていると、ログインできないことがあるので、プロキシを使っているなら、除外してあげたほうがいいですね。


そして、SPLX3のWEB管理画面にログインできない場合のパスワード初期化、変更手順ですが、トレンドマイクロの公式サイトに掲載されています。

 


コマンドラインから管理コンソールのパスワードを変更する方法

http://esupport.trendmicro.com/solution/ja-jp/1304127.aspx


対象製品:ServerProtect for Linux - 1.3, 2.5, 3.0;
対象OS:Linux - すべて


以下はサイトからの抜粋です。

 

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Q:Webコンソールを使用せず、コマンドラインから管理コンソールのパスワードを変更または初期状態に戻す方法はありますか?

A:以下のコマンドにより管理コンソールのパスワードを変更することができます。

# /opt/TrendMicro/SProtectLinux/SPLX.vsapiapp/splxmain -j

Web Console Password: ここで新たなパスワードを入力します。
Retype password: 新たなパスワードを再度入力します。

The web console password has been changed successfully.
Would you like to restart the splx service[y/n]? y
パスワードを反映させるには、サービスを再起動する必要があります。
上記の問いに”y”を入力すれば、直ちにサービスが再起動されます。
また、パスワードをリセットするには以下のコマンドを実行します。

# /opt/TrendMicro/SProtectLinux/SPLX.vsapiapp/splxmain -f

Reset the password of splx administrator successfully.
パスワードが初期状態(パスワード無し)に戻ります。
Would you like to restart the splx service[y/n]? y
パスワードを反映させるには、サービスを再起動する必要があります。
上記の問いに”y”を入力すれば、直ちにサービスが再起動されます
管理コンソールのパスワードを忘れてしまった場合にもこれらのコマンドにより変更または初期化することが可能です。

splxmainコマンドのより詳細な使用方法については、お使いのServerProtect for Linux に付属のドキュメントを参照してください。

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とあるのですが、、、「 /opt/TrendMicro/SProtectLinux/SPLX.vsapiapp/splxmain -f」で初期化されませんでした。さらに、このコマンドを先に打たないと、「/opt/TrendMicro/SProtectLinux/SPLX.vsapiapp/splxmain -j」のコマンドでパスワードの変更ができませんでした。


これはバグでしょうか。とにかく、パスワードの初期化、変更ができない場合は、同じ事象化もしれませんので、まずは初期化、そして変更のコマンドを実行してみてください。