アンチウイルス対策ソフトのフルスキャン、定期スキャンの会社の頻度

企業ではセキュリティ対策としてアンチウイルス対策ソフトを利用するのは当たり前ですが、普段、パソコンを使っている人は管理者でない限り、あんまり意識して使っている人は少ないのではないでしょうか。

 

アンチウイルスソフトの動作はリアルタイムスキャンと定期スキャン、フルスキャンに分かれますが、これはリアルタイムスキャンはディスクのI/O、書き込み、読み込みが発生したときにファイルをチェックするという動作、フルスキャンはすでに配置されて動きがないファイルをチェックするという最初は動的、後者は静的なファイルに対してのチェックが行われて、マルウェアの可能性がある場合は、処理されます。

 

では、アンチウイルス対策ソフトのフルスキャン、定期スキャンの会社の頻度はどれくらいなのかということで、こういった質問があります。

 

ウィルススキャンはどの程度必要ですか? - マイクロソフト コミュニティ

 

質問内容の抜粋です。

 

ウィルスソフトをインストールしてから、ウィルススキャンも定期的に行うのが理想とされていますが、実際は、どの位必要なのでしょうか? 

メールから感染する確率が全体の90%ぐらいと聞きました。

ウィルスソフトをインストールしただけ(推奨に設定、アップデート有効)では、どの位の率で不十分なのか知りたいです。

よろしくお願いします。

 

この%は統計をとったものとなりますが、基本はマルウェア感染は外部に公開しているサーバやインターネットに接続できる端末、メールからが多いです。

 

 

以下は回答の一部です。

 

いくつかの 異なる いわゆる 大手の セキュリティ ソフトウェア の導入されている システムに接する機会がありますが、
いずれの場合も、 ユーザ 次第で、 感染を完全に防げるというものではないようです。
(もちろん、 Firewall などの設定が緩い場合がほとんどですが)

怪しげな Web Site にはアクセスしない。
怪しげな Email は開かない。
よほど信頼できるものでなければ、 Survey なども受けない。
怪しげな Sfotware は導入しない。
SNS は慎重に利用する。
Online Game などからは距離を置く。
といったことなど を留意することを合わせて利用されるとよろしいと思います。

私の周りでは、 Scan は Quick Scan を 毎週 一度、
Full Scan を 月に一度 の設定で運用している会社や組織が多いように思います。

 

運用方法は会社によって変わると思いますが、上が多い気がしますね。フルスキャンは週末、木曜日のお昼時間とか。

 

少なくとも、フルスキャン、定期スキャンはなるべく短い頻度で実行するのが理想的ですが、業務に影響がでるので、週に1度というところが多いと思います。

 

フルスキャンは先ほど述べた通り、動作が異なる為、リアルタイムスキャンで検知できなかったものを後から見つけることができる為、やらないという選択肢はありません。

 

頻度は会社によって変わると思いますが、さすがに毎日は業務に影響があるので、1週間間隔でやっているところが多いのではないでしょうか。