Windows10でMTUサイズを9000(9K)に変更する方法について説明します。以前、別の記事でインターネット回線でMTUサイズを確認する方法を紹介しましたが、今回は、ジャンボフレームを設定しているネットワークにおいて動作確認する方法についてになります。
ちなみに、ジャンボ・フレームを使って通信するために必要な条件としては、通信経路の途中にあるすべてのハブやネットワーク機器などがジャンボ・フレームに対応している必要がありますので、ご注意ください。
まず、Windows10のPCに対してデバイスマネージャーを簡単に起動する方法は、コマンドプロンプトなどで「DEVMGMT.MSC」を実行します。
続いてデバイスマネージャーが起動したらネットワークアダプターを選択し、右クリック、「プロパティ」をクリックします。
詳細設定から「ジャンボ・パケット」あるいは「ジャンボフレーム」をクリックします。メーカーによって表示が異なります。英語の場合もあるかもしれません。
続いて「値」で「9014バイト」あるいは「9K MTU」などを選択します。この表示もメーカーによって違うかもしれません。
これで設定変更後にMTUが9000サイズ以上で送信できます。パケットサイズを変えてPingを送信する場合は、
ping <宛先> -l 9000
と実行します。これで動作確認が可能です。