Windows Server 2019 NFSクライアントの削除で再起動が必要なので運用中は注意

Windowsの場合は、ファイル共有をする場合は、SMBを使用することが多いと思います。Linuxの場合はNFSになりますが、WindowsLinuxで相互に接続できる環境が欲しい場合などで、Windowsの機能と追加で、NFSサーバもしくはNFSクライアントを追加することが可能です。

 

Windowsで使用するNFSについては以下の情報が参考になります。

 

ネットワーク ファイル システムの概要

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/storage/nfs/nfs-overview

 

機能の説明の抜粋です。

 

NFS プロトコルを使用すると、Windows を実行しているコンピューターと、LinuxUNIX などの Windows 以外のオペレーティングシステムの間でファイルを転送できます。
Windows Server の NFS には、NFS サーバーと NFS クライアントが含まれています。 Windows Server を実行しているコンピューターは、NFS サーバーを使用して、他の Windows 以外のクライアントコンピューターの NFS ファイルサーバーとして機能できます。 NFS クライアントを使用すると、windows Server を実行している Windows ベースのコンピューターは、windows 以外の NFS サーバーに格納されているファイルにアクセスできます。

 

以前、WindowsNFSサーバを共有ストレージにしてESXiから接続している環境を見たことがありますが、当然、動作は重いです・・・。検証環境ではいいかもですが。

 

 

使用例の抜粋です。

 

Windows NFS ファイルサーバーを使用して、マルチプラットフォームクライアントからの SMB プロトコルNFS プロトコルの両方で同じファイル共有へのマルチプロトコルアクセスを提供します。
Windows 以外のオペレーティングシステム環境で windows NFS ファイルサーバーを展開し、Windows 以外のクライアントコンピューターに NFS ファイル共有へのアクセスを提供します。
●SMB プロトコルNFS プロトコルの両方を介してアクセス可能なファイル共有にデータを格納することによって、あるオペレーティングシステムから別のオペレーティングシステムにアプリケーションを移行します。

 

そして、タイトルですが、検証でNFSクライアントを追加したら再起動なしでできたのですが、削除を実施したらサーバーマネージャーに再起動が必要な内容が表示されました。

 

その為、運用中に再起動が難しい場合は追加はいいですが、削除時は注意が必要です。