Widows10 PCをsysprepせずに別のPCにWindowsイメージを移動またはコピーすることはサポートされていないという内容ですが、最近ではシンクラ環境などで、OSは仮想マシンだったりすることがあると思います。
その際、マスターイメージから展開するものはsysprepをかけることが前提となっていると思いますが、sysprepを実行する必要があるかどうかについて、マイクロソフトのサイトに言及があったので、シェアします。
情報元はこちら。
Sysprep (システム準備) の概要
以下は一部抜粋です。
サポートされていないシナリオ
次のシナリオはサポートされていません。
●PC を一般化せずに、別の PC に Windows イメージを移動またはコピーすることはサポートされていません。
●別のバージョンの Sysprep ツールを使用したイメージの構成はサポートされていません。 構成する Windows イメージと共にインストールされる Sysprep ツールのバージョンのみを使用する必要があります。 Sysprep は、すべてのバージョンの Windows と共にインストールされます。 Sysprep は、常に% WINDIR% system32 sysprep ディレクトリから実行する必要があり \ \ ます。
●Windows 10 バージョン1607より前のバージョンの Windows を使用している場合、アップグレードインストールの種類で Sysprep ツールを使用している場合、または既に展開されている Windows の既存のインストールを再構成する場合は、サポートされていません。 この場合、Sysprep は、Windows の新しいインストールを構成するためにのみ使用する必要があります。 Sysprep を何度も実行して、Windows のインストールをビルドして構成することができます。
●Microsoft Windows 配置 runsynchronous コマンドを使用した Sysprep の自動化 \ RunSynchronousはサポートされていません。 ただし、インストール後に PC のイメージングを準備するには、Microsoft-Windows 展開の \ 一般化設定を使用できます。
●仮想マシン (VM) の外部での VM モードの実行はサポートされていません。 VM モードを使用して、任意の PC に展開するための VHD を準備することはできません。
システムアカウントのコンテキストで Sysprep を実行することはできません。 タスクスケジューラまたは PSExec を使用して、システムアカウントのコンテキストで Sysprep を実行することはできません。たとえば、はサポートされていません。
これまで暗黙の了解的に仮想マシンを展開する場合は、sysprepを実行していましたが、ワークグループ環境などでもsysprepは実行したほうがよさそうで、バックアップソフトなどで失敗するケースを聞いたことがあります。
仮想マシンのテンプレートから別の仮想マシンを展開する場合は、sysprepをかけたほうが賢明だと思います。