最近では仮想デスクトップ環境で仕事をすることが多くなっているのではないでしょうか。また、リソースの関係で、クライアントOSではなくサーバーOSで仕事をすることもあります。
そこで、Windows Server 2019などにRDP接続して、ローカルのカメラを使用する設定 RemoteFX USB リダイレクトに関する情報を紹介します。
参考情報から丸っと抜粋です。Windows7から利用できますが、使用している環境が少ないと思いますので、削除しています。サポート切れですからね。
RemoteFX USB リダイレクトを利用するためには、以下の要件が必要となります。
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接続元コンピューター
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・クライアント OS : Windows 7 以降
※ OS エディション :
- Windows 10 Pro, Windows 10 Enterprise
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接続先コンピューター
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・クライアント OS : Windows 7 以降
※ OS エディション:
- Windows 10 Enterprise, Windows 10 Pro (1607 以降)
・サーバー OS : Windows Server 2012 以降
※ RD セッション ホストの役割のインストールが必要です。
次に、接続元コンピューター と 接続先コンピューターの両方で、以下の設定が必要になります。
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接続元コンピューター
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ローカル グループ ポリシー エディターにて、以下のポリシーを設定する必要があります。
[コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [Windows コンポーネント] - [リモート デスクトップ サービス] - [リモート デスクトップ接続のクライアント] - [RemoteFX USB デバイス リダイレクト]
"サポートされている他の RemoteFX USB デバイスの、このコンピューターからの RDP リダイレクトを許可する"
設定: 有効
オプション: "管理者とユーザー" または "管理者のみ"
※ 設定後、再起動が必要
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接続先コンピューター
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Windows 10 / Windows Server 2016 を利用している場合、以下のポリシーの既定値が変更されていますので、明示的に "無効" にしていただく必要があります。
[コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [Windows コンポーネント] - [リモート デスクトップ サービス] - [リモート デスクトップ セッション ホスト] - [デバイスとリソースのリダイレクト]
"サポートされているプラグ アンド プレイ デバイスのリダイレクトを許可しない"
設定: 無効
※ 設定後、再起動が必要
「参考」
また、WEB会議ソフトによっては使えないなどがあるようです。その場合は、使用しているソフトウェアを提供しているメーカーに確認するほうがいいですね。