Windows ローカルポリシーはsysprepしても設定が初期化されない

Windowsの一括設定ではADのグループポリシーを使う事が一般的ですが、個別設定したい場合などは、やはりローカルポリシーを利用することになります。


ただ、ローカルポリシーって設定を限定的にできますが、インポート、エクスポートの手順が難しかったりするので、サーバーを複製して利用したい場合に不便かと思っていました。


そして、Windows10だったり、Windows Server 2016だったりをマスターから展開する場合はsysprepを使うと思います。


そこで、ローカルポリシーも当然、初期化されると思っていたのですが、なんと、sysprepしてもローカルポリシーは初期化されないことに気づきました。

 


つまり、テンプレート用の仮想マシンなどに設定しておき、展開しても初期化されません。動作確認したのは、Windows標準のsysprep機能です。


sysprepって実はそれほど初期化されない項目が多いので、テンプレートのサーバーなどから展開する場合は事前に設定しておくと便利です。

 

Sysprepはすべてを初期化するわけではないので、テンプレートから展開する場合はどういった設定をしておくかは事前に確認しておくといいですね。