IEでは、互換表示設定というものがあり、最新のバージョンでは表示がうまくいかないサイトに合わせて、古いバージョンのIEに合わせた表示ができる互換表示設定というものがあります。
逆にこの設定によって、表示がおかしくなるということがあるようですが、最近はIE以外のブラウザを使う事が多いので、この設定にあまり意識がいなかったですが、企業などの場合は、まだまだIEを使うという環境が多いのではないでしょうか。
ちなみにマイクロソフトはIEの利用を止める方針との事で、レガシーシステムが古いIEでないと動かないという悪しき状況を変えたいみたいです。
そして、タイトルになりますが、IEのドキュメントモードで使用中の互換バージョン確認方法は開発ツールが便利です。
現在開いているWEBサイトでIEがどのドキュメントモードを使っているかは、開発ツールで確認ができます。設定画面からもいけますし、F12キーでもたどれます。
以下のようにドキュメントモードが確認できるうえ、どこの設定から選択されているかもわかります。以下の例だと「X-UA-compatible httpヘッダーから」とありますので、サイトで指定されているものになります。
最近のサイトは最新のバージョンを使うように指定されていますので、おそらくIE11とかEdgeと表示されると思います。IEのドキュメントモードで使用中の互換バージョンが使われているかを確認するのは開発ツールを活用してみてください。