vCenter Server Appliance(VCSA) のDNSとIPアドレス設定の変更の影響

vCenter Server Appliance(VCSA) のDNSIPアドレス設定の変更の影響についての情報になります。VMwareの仮想環境を構築していて、後からIPアドレスを変更したいということがあるかもしれません。

 

その場合に影響があるかどうかとうことですが、以下のサイトに情報がありました。

 

情報元はこちら。

vCenter Server Appliance の DNS と IP アドレス設定の編集

 

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vCenter Server Appliance のデプロイ後に、DNS 設定を編集して、使用する DNS サーバを選択できます。vCenter Server Appliance の IP アドレス設定を編集できます。IPv4IPv6 のどちらを使用するか、およびアプライアンスによる IP アドレスの取得方法についても選択できます。

 

前提条件
アプライアンスの IP アドレスを変更する場合は、アプライアンスのシステム名が完全修飾ドメイン名 (FQDN) であることを確認します。アプライアンスのデプロイ中にシステム名として IP アドレスを設定すると、デプロイ後に IP アドレスを変更できなくなります。システム名は、常にプライマリ ネットワークの識別子として使用されます。

vCenter Server Appliance で vCenter Server インスタンスにログインしているユーザーが、vCenter Single Sign-On の SystemConfiguration.Administrators グループのメンバーであることを確認します。

 

注:
vCenter Server 6.7 では、デュアル IP スタック(IPv4IPv6)の使用はサポートされていません。

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ここが重要ですね。展開方法によっては変更はできないということになります。

 

アプライアンスのデプロイ中にシステム名として IP アドレスを設定すると、デプロイ後に IP アドレスを変更できなくなります。システム名は、常にプライマリ ネットワークの識別子として使用されます。

 

ですので、構築方法によって変わるということになります。

 

続いて、手順の引用です。

 

手順
1. vSphere Web Client を使用して、vCenter Server Appliance の vCenter Server インスタンスに  administrator@your_domain_name としてログインします。
 アドレスのタイプは、http:// appliance-IP-address-or-FQDN/vsphere-client です。
2. vSphere Web Client のメイン ページで [ホーム] をクリックし、[システム設定] を選択します。
3. [システム構成] で、[ノード] をクリックします。
4. [ノード] で、ノードを選択し、[管理] タブをクリックします。
5. [ネットワーク] を選択し、[編集] をクリックします。
6. [DNS] を展開して、設定を編集します。
7. ネットワーク インターフェイス名を展開して、IP アドレス設定を編集します。
8. IPv4 アドレス設定を編集します。
9. IPv6 アドレス設定を編集します。
アプライアンスは、DHCP およびルーターのアドバタイズの両方を使用して IPv6 設定を自動的に取得するように設定できます。同時に、固定 IPv6 アドレスを割り当てることも可能です。]
10. (オプション) 動的 IPv6 アドレスを削除します。
[アドレスを削除] をクリックします。
削除する IP アドレスを選択して、[削除] アイコン () をクリックします。
[OK] をクリックします。
11. [OK] をクリックして、編集内容を保存します。

次のタスク
dnsmasq サービスを再起動して古いキャッシュ データをフラッシュします。

1. SSH を使用して vCenter Server Appliance に接続します。
2. shell コマンドを入力して、BASH シェルを変更します。
3. service dnsmasq restart を実行して、dnsmasq サービスを再起動します。

 

参考までに。

 

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