オンプレでExchangeを導入する機会は減っていると思いますが、まだ運用している環境だったら、これから導入を検討しているケースでoutlookを使う場合の前提条件として参考情報です。
Exchangeでoutlook2016以降を使用する場合はAutodiscoverの機能は必須ということで、今一度、Autodiscoverの機能のおさらい。
Exchange Online を含む Exchange Server 2013 以降の環境で Outlook を使用する場合は AutoDiscover が必須となっており、また Outlook 2016 からは接続する Exchange Server のバージョンを問わず AutoDiscover が必須となったそうです。
Outlook は内部的に以下のような様々な状況で AutoDiscover を実行し、Exchange Server から必要な構成情報を取得するとあり、単にセットアップが簡単になるツールではありません。
・ アカウント設定ウィザードにおける自動セットアップ
・ 空き時間情報の参照
・ 自動応答の設定
・ 自分以外のメールボックスへの接続 (他者の予定用参照、アーカイブ メールボックスやモダン パブリック フォルダーを含む)
・ オフライン アドレス帳のダウンロード URL の取得
・ 空き時間情報の参照
・ 自動応答の設定
・ 自分以外のメールボックスへの接続 (他者の予定用参照、アーカイブ メールボックスやモダン パブリック フォルダーを含む)
・ オフライン アドレス帳のダウンロード URL の取得
自分以外のメールボックスへの接続なんて使えないと困る機能なので確かに必須ですね。
以下のリンク先にAutoDiscover のテストの仕方が説明されていて切り分けにも有効なので参考にしてみてください。outlookを起動して、タスクトレイのアイコンをCtrlキーを押下しながら右クリックすると、 [電子メールの自動構成のテスト] が選べるようになってテストができます。
「参考情報」