Windows DHCPサーバでリース範囲に固定のIPアドレスを設定すると重複したIPアドレスの競合が発生する

Windows Serverに限らないですが、DHCPサーバの運用でトラブルになることがあります。

 

過去に2回ほど、会社の同僚がNW内にDHCPサーバをたてて、正規のセグメントがもらえずトラブルになったことがあります。

 

そして、他にもWindows DHCPサーバでリース範囲に固定のIPアドレスを設定すると重複したIPアドレスの競合が発生するがあります。

 

 

こちらです。

support.microsoft.com

 

ネットワークデバイスに静的IPアドレスを定義した場合、DHCPネットワーク上で重複したIPアドレスの競合が発生する可能性があります。詳細はこちらをご覧ください。

この問題を解決するには、静的IPアドレスを持つネットワークデバイスDHCPクライアントに変換してください。または、DHCPサーバーのDHCPスコープから静的IPアドレスを除外することもできます。

 

重複IPアドレス競合の一般的なシナリオ

シナリオ1:プリンタなどのネットワークデバイスに静的IPアドレスが定義されています。DHCPサーバーをインストールすると、ネットワークデバイスDHCPクライアントコンピュータ(Windows for WorkgroupsまたはWindows NTを実行)の間で重複したIPアドレスの競合が発生する可能性があります。

シナリオ2:DHCPサーバーへのネットワークリンクに障害が発生した際に、ネットワークデバイスとコンピュータに静的IPアドレスを手動で定義しました。その後、リンクが再確立されると、競合が発生します。

 

また、レンジを変更して固定IP用の空間をつくるが、除外するになります。

 

DHCPスコープから静的IPアドレスを除外する方法
静的 IP アドレスを持つネットワーク デバイスと競合する DHCP クライアント コンピューターをオフにします。

DHCP サーバーで、静的 IP アドレスを DHCP IP アドレス範囲の範囲から除外します。

DHCP クライアント コンピューターを再起動します。

注: Windows for Workgroups 3.11 クライアント コンピュータで競合が解決しない場合は、Windows for Workgroups を起動する前に、Windows ディレクトリ内の DHCP.bin ファイルを削除してください。

 

参考までに。