コミュニケーション能力が低いで解雇は無効の判決 ささいなことで不機嫌になると周りの迷惑もある

 

コミュニケーション能力が低いで解雇は無効の判決がでていてネットニュースで話題になっています。

 

ささいなことで不機嫌になると周りの迷惑になることもありますし、正直、現場にいなかった人が判断できることではない気がしますね。

 

こちらのネットニュースです。

 

九州ゴルフ連盟(福岡市)の事務局員だった男性が、コミュニケーション能力が低いなどの理由で解雇されたのは不当などとして連盟に対し、地位確認と未払い賃金の支払いを求めた訴訟の判決で、福岡地裁(中辻雄一朗裁判官)は24日、解雇を無効とし、未払い賃金の支払いを命じた。

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 判決によると、男性は2018年から同連盟で働いていたが、22年9月に「コミュニケーション能力が低い」などと解雇された。

 判決は、ささいなことで不機嫌になるなど協調性に欠ける面はあったとしつつも「業務の遂行に必要な能力を欠いていたとまではいえない」などとし、解雇は無効と判断。未払いの残業代約71万円と22年10月から1カ月約30万円の未払い賃金などを支払うよう命じた。

 同連盟は「判決文が届いていないのでコメントできない」としている。

 

 

コメントも判決に対して、賛同が少ない気がします。

 

少なくとも裁判所が「ちょっとしたことで不機嫌になる」と認めている男である。現場では相当に対応に困っていた人物と思われる。あまりに解雇のハードルが高くなると、中小企業なんかは直接雇用を渋り、派遣形式がますます増えて良いことないよ。

 

日本は一度雇うと、能力に関係なく、解雇しずらいところがあるので、こういったところは改善したほうがいい気がしますね。

 

こうなると、実際にその人を雇うまでに知ってでもしないと、採用のハードルが上がるかも。
雇用主が、既知の人だけ採用すると、コネとか言われかねないが、個人経営の小さな会社はそうしてる場合がある。私もお手伝いしたことが気に入られてお仕事についた。

ハロワでは事務職の求人数は少なく希望者は多いが、水面下では中小では結構不足している。ただ、帳簿付けるだけで終わらず決算や予算案、資金繰りなど経営視点の作業が求められてます。

 

インバウンドがはじまり、中小企業が大変な状況で、こういった判決は賛否が分かれるところだと感じます。

 

「引用元」

news.yahoo.co.jp