ネットワークエンジニアのよく使うソフトウェアの一つがExpingになります。前の現場では運用端末に仕込んで監視をしていました。安上りで死活監視ができるので小規模だったらいいかもですね。
通常はSNMP監視などをしていると思いますが、その他、障害テストなどにも活躍しますので、サーバ構築などにも便利です。
WindowsのコマンドプロンプトによるPingのオプションが少ないので、不便なので簡易的な確認はコマンドプロンプトでもいいですが、ログを細かく残したい場合は、Expingが便利です。
Expingのダウンロードはこちらから
https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/net/se065510.html
ソフト詳細説明
ExPingは複数の端末を対象としてPingを発行できる。フリーのPingClientです。一定時間ごとのPing発行もでき、特定機器の恒常的な監視ができます。
Pingの統計情報もリアルタイムに変動していきます
色々と便利なんですが、最初に使う場合には注意が必要ですので、その注意点について紹介します。
Expingは初期設定だと、ログの自動削除に注意が必要で、デフォルトで1000行となっています。
このツールを使い慣れていない方や、ダウンロードしてすぐに使う場合は初期設定で連続Pingが上書きされてしまうので注意が必要です。
そして以前、数を増やせるという話を聞いたのですが、最大行数「999999999」まで設定できますが、注意が必要なのが、これ以上の値を入れると「1」になります。
また、Ping結果の自動削除のチェックを入れることで削除されなくなります。
ちなみに、「999999999」はほぼ到達しないとは思いますので、9千万発っておそらくハードディスクがやばくなりそうですが、数時間打ちっぱなしとかは注意してください。