コロナの影響でリモートで仕事をしている在宅ワークの比率は増えていると思います。先日もテレビ番組で、いざ、在宅ワークをしてみたら、オフィスがいらないとわかり、すべてテレワークに移行して、オフィスを解約したという企業がありました。オフィスの家賃ってかなり高いし、交通費が削減できたら意外とコストダウンになってよかったというところもあるのではないでしょうか。
特に都心のビルの家賃はかなり高いですからね。以前、勤めていた会社も目黒が高くて安いところに移動するという話をしていました。一等地はやっぱり高いですし、テレワークのメリットがでてきています。
そして、テレワークをするには、リモートで打ち合わせ、会議などをすることになると思いますが、そこで使われている製品の一つがSkype for Businessではないでしょうか。
ただ、急に環境を用意して帯域がなくて正常に使えないというケースもあるかもしれませんが、この製品ででてくるエラーの一つでサービスにログインできないという事象があるようなので、紹介します。
Skype for Businessを利用している環境で、KB2566790エラーでログイン失敗するとうものです。
この時期、こういった問い合わせが多いのではないかと思いますが、関連する情報がフォーラムにありました。
Skype for BusinessにPCからログインできない
以下は抜粋。
Skype for Businessにログインできません。
状況としては
- 組織のサインイン アドレスを使ってログインをするとDNSの問題とのエラーメッセージがでる(KB2566790)
- パスワードのリセットを既に数回実施
- 複数のネットワーク環境でも同事象が発生することを確認
- 該当PCにてMicrosoft Office 365 サポート/回復アシスタントで検査すると、Skype for Businessが職場のアカウントに割り当てられていないとのメッセージ
参考になりそうな公式情報がフォーラムにも書かれていますが、こちら。
色んな原因で接続できないという理由があるかもしれません。
DNS関連のエラーがでるという事象についてはこちら。
KB2566790 error by signing in to skype for business
一般に、KB2566790は、Office 365アカウントでSkype for Business(SFB) DNS構成の問題があることを示しています。そのため、 KB2566790に従って トラブルシューティングを行ってください。とあります。
それがこちら。
URLのリンク先ばかりで分かりにくくて申し訳ないのですが、接続できない理由は多岐にわたるので、メッセージやログを見て、切り分けが必要です。上記URLは情報が古い可能性があるとありますね。
個人的な経験では、DNSの名前解決ができることを確認したうえで、再ログインして利用できるようになったこともあります。
また、切り分けで、構成情報を、キーボードのCtrlボタンを押したまま、Skype for Businessアイコンをクリックすることで取得することができるようです。
後、DNSキャッシュをクリアするという方法も紹介されています。
a. サインアウトしてクライアントを閉じます。
b. Run badを開き、%AppData%と入力します。AppDataディレクトリにいることを確認し、Skype for Busines 2016のLocal \ Microsoft \ Office \ 16.0 \ Lyncに移動し ます(Skype for Business 2016は最新のOfficeバージョンです)
c. Tracingフォルダー内のすべてのファイルを削除します。フォルダー自体は削除しないでください。
d. DNSキャッシュをクリアします。コマンドプロンプトでipconfig / flushdnsコマンドを実行します。
e.Skype for Businessクライアントを再起動します。
いくつか事例を紹介しましたが、切り分けの参考にしてみてください。