Winmerge テキスト比較で文字の差分が色で強調表示されない事象があり、困っていました。というよりは、実際に比較で漏れが起きてしまい、ちょっと調べました。
もともと、環境的にはWindows10で英語のポータブル版を使っていました。表示は英語です。
ネットワークエンジニアの方だと、ネットワーク機器のconfigの比較などで使うことが多いかと思います。
サーバーエンジニアの方だと、サーバの設定ファイル、開発系の方も使うことがあるかと思います。
そして、いつも通り使っていて一括変換したものを比較していたのですが、不必要なところまで変換されていることに気付かなかったことがあります。
それは、センテンスとしては差異があることは色で示されていたのですが、その中の文字列の差分まで表示されていなかったので気づきませんでした。
この影響で、その文に差分があることは確認できていたのですが、その文字自体の変換に気付けずひやりはっとになりかけたことがあります。
これはよくないということで、設定かと思って調べましたが、とにく該当しそうな設定が発見されず、ほかのサイトなどを見たら、普通に文字列の差分が強調されていました。似たようなソフトでDFというソフトがありますが、これは期待する動作になりましたが、使いにくいので、改めて調べることに。
すると、日本語版だと期待する動作であることがわかりました。
これが日本語版だと動作して、しかも上記URLのものはインストール不要でした。最初からこれにすればよかった。
Zip版をダウンロードします。
ZIPファイルを解凍後、「WinMergeU.exe」というファイルを起動します。
ちょっとCISCOのサイトからconfigサンプルを拝借してホスト名の一部を変更してみました。
C3750G-24TをC3760G-24Tにして、見事に差分としてわかるようになっています。
これで無駄にミスを減らせますし、チェックが楽になります。以前はDFを使っていましたが、やっぱりWinMergeのほうが高機能で使いやすいのでおすすめです。