Windows Server 2022、Windows 11をアクティブ化する KMS ホスト (CSVLK) はWindows Server 2022、2019、2016で使用可能

Windows Server 2022、Windows 11をアクティブ化する KMS ホスト (CSVLK) はWindows Server 2022、2019、2016で使用可能です。

海外のサイトで詳しく書かれています。

以前、新しいバージョンを受け入れるには新しいサーバOSで再構築する必要があると思っていましたが、今は、更新プログラムの適用で、古いバージョンのOSでも対応できるのですね。

つまり、新たに再構築がいらないので運用が楽です。こういった仕組みはうれしいですね。

こちら

Windows Server 2022 および 2019 の KMS サポートを拡張する更新プログラム
以前のバージョンの Windows Server で KMS ホストを使用して、新しいバージョンの Windows Server 2022 または 2019 をアクティブ化できます。ただし、いくつかの制限があります。

Windows Server 2022およびWindows 11 (および以前のすべてのバージョンの Windows)をアクティブ化するための KMS ホスト (CSVLK) は、Windows Server 2022、2019、または 2016 にのみインストールできます ( WS 2012R2 はサポートされていません)。

ただ、そのまま使うことはできないようです。

Windows Server 2019 または 2016 にインストールするKMS サポートを拡張する追加の更新プログラムを適用する必要があります。

Windows Server 2022 の KMS サポートを拡張する追加の更新プログラムを Windows Server 2019 または 2016 にインストールする必要があります。2021 年 4 月に、Microsoft は特別な更新プログラム KB5003478 をリリースしました。この更新プログラムは、Windows Server の最新の累積的な更新プログラムに追加されます。つまり、2021 年 6 月以降にリリースされた Windows Server 2019/2016 の累積的な更新プログラムをインストールするだけで済みます。

Windows Server 2019 — KB5003646 (2021 年 6 月 8 日) 以降
Windows Server 2016 — KB5003638 (2021 年 6 月 8 日) 以降

Windows Server 2019 KMS ホストキーのみをお持ちの場合は、Windows Server 2019 および Windows 10 までのすべての Windows バージョンをアクティブ化します。このような KMS キーは Windows Server 2019、2016、または 2012 R2 にインストールできます。

これらの更新プログラムをWindows Server 2012 R2にインストールします。

KB3173424 — サービススタックの更新、2016 年 7 月。
2018 年 12 月 11 日以降にリリースされた Windows Server 2012 R2 累積的な更新プログラム (KB4471320) 以降。
Windows Server 2016では次の更新が必要です。

KB4132216 — サービススタックの更新、2018 年 5 月。
2018 年 11 月 27 日以降にリリースされた Windows Server 2016 の累積的な更新プログラム (KB4467681) 以降。

更新プログラムをインストールし、KMS サーバーを再起動した後、新しい KMS ホストキーをサーバーにインストールし、上記のようにアクティブ化できます。

新しいバージョンの Windows Server の KMS ライセンス認証をサポートする更新プログラムをインストールしていない場合、次のコマンドを使用して新しい Windows キー Srv 2022 (または 2019) DataCtr/Std KMS をインストールすると、エラーが表示されます。

slmgr /ipk <KMS_host_key_Windows_Server_2019_or_2022>