Hyper-V Linux,CentOSの仮想マシンが起動できない The image's hash and certifiate are not allowed

あまりHyper-Vの操作経験がない場合は、VMwareとの違いで最初困惑することが多いと思います。最近はようやく使えるようになってきたと言われているHyper-Vですが、それでもまだまだVMwareのほうが使いやすいと思います。特に本格運用するならVMwareですね。ライセンスが高いですが。


そして、Hyper-VLinux,CentOS仮想マシンが起動できないという事象に誰しもが遭遇するのではないかと思います。


最初は、世代の問題なのかと思って作り直してみるもうまくいかず、ネットで調べるとすぐに答えが分かりました。


参考になったのがこちらのサイトです。

 

 

Ubuntu 16.04 LTS 備忘録

https://qiita.com/koyomi_minaduki/items/c245cddfb53f180bbcc3 

 

「The image's hash and certifiate are not allowed」というメッセージとともに起動しない状態になります。


これはセキュアブートが有効になっていることが関係していて、選択肢としては二つあります。

・セキュアブートを無効にする
・セキュアブートを有効にしたままで、デフォルトのMicrosoft WindowsからMicrosoft UEFI 証明機関に変更する

 

さて、ブログやサイトをチェックしていても、どちらでもいいという話がよくあります。そもそも、セキュアブートととはなんぞやということで、マイクロソフトの情報です。

 

「情報元」

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/dn898540(v=vs.85).aspx

 

一部の PC グラフィックス カード、ハードウェア、またはオペレーティング システム (Linux や以前のバージョンの Windows) を実行するには、セキュア ブートの無効化が必要になる場合があります。
セキュア ブートは、PC の製造元から信頼されるファームウェアのみを使って PC が起動されるようにします。
ほとんどの PC では、PC のファームウェア (BIOS) メニューでセキュア ブートを無効にできます。ロゴ認定を取得した Windows RT 8.1 PC および Windows RT PC では、セキュア ブートを構成する必要があり、無効化することはできません。

 

ちなみに、一度、セキュアブートを無効化すると有効化するのは難しそうです。PC の製造元から信頼されるファームウェアのみを使って PC が起動されるようになるので信頼性が増すのでしょうが、普通に必須ではないですね。

 

さらにセキュアブートを有効にするとその影響でバックアップソフトウェアなどで追加の設定が必要になったりすることがありますので、そういった影響、手間を考えるとセキュアブートを無効化でいいようが気がしますね。