Windows Server 2016のインストール時に回復オプションが表示されないことがあります。これまでの経験上、Windows Server 2012 R2インストール時に「回復オプション」は見た記憶がありませんでしたが、これは何が影響で出る、出ないがあるんでしょうか。
参考になったのはNECのマニュアルです。
http://jpn.nec.com/nx7700x/support/ws2016/Win2016_S1B_HA_Nx7700x_02.pdf
以下は抜粋です。
新規にパーティションを作成するとき、Windows OS がハードディスク
ドライブの先頭に次の 3 つのパーティションを作成します。
— 回復パーティション :450MB
— EFI システムパーティション(ESP) :100MB ※1
— Microsoft 予約パーティション(MSR) : 16MB ※2ここに新規にパーティションを作成する場合に、3つのパーティションができるとあり、そこに「回復パーティション」が書かれています。
Windows Server 2016だからかと思ったんですが、Windows Server 2012 R2でも回復オプションが出ることがあるんですが、その要因がモードがレガシーモードではなく、UEFIモードの場合にこのオプションが出るそうです。
この回復パーティションが意外と容量を食うので、不要なら削除したいですね~。もしくはレガシーでOSを作成するとか。
ちなみにこの回復パーティションですが、Windowsシステムを「工場出荷」「以前のバージョン」などの状態へ戻すためのデータを保存しているパーティションとのことです。ネットで検索すると削除する方法も紹介されています。ただ、リスクもあるので、削除する場合は注意したほうがいいかもしれません。特にサーバ関連は注意ですね。自宅のPCくらいならいいかもしれませんが。
UEFIでは大容量のパーティションをサポートするのと、セキュアブートをサポートするので機能的にはいいのですけどね。