会社のシステムによってはいまだにサポートの切れたWindows Server 2000やWindowsNTが稼働している企業があるのではないでしょうか。
以前、仕事をした企業も、Windows 2003 Serverが起動しなくなって困っているという話がありました。
そして、物理マシンの場合は復旧が難しい場合がありますが、仮想マシンの場合は、いまだに延命して稼働しているケースもあります。
そこで、VMware環境でWindowsNTの仮想マシンが動作させるには、VMwareToolsにwinPre2k.isoを使用するといいそうです。
VMware Tools 10.0.12 リリース ノート
以下は抜粋です。
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新機能
VMware Tools のライフサイクル管理:VMware Tools 10.0.12 は、レガシー ゲスト OS のサポートを凍結します。凍結された ISO イメージは、http://my.vmware.com からダウンロードできます。 これらの ISO イメージは、tools-light VIB では ESXi と合わせて提供されません。VMware Tools 10.1.0 は、最新のゲスト OS に対応します。VMware Tools 10.0.12 は、レガシー ゲスト OS に対応します。
VMware Tools 10.0.12 におけるゲスト OS のサポート
VMware Tools バージョン 10.0.12 では、次のゲスト OS がサポートされます。
linuxPreGLibc25.iso:Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11、および Ubuntu 7.04 より前のバージョンの Linux ゲスト OS と、バージョン 2.5 より前の glibc を使うその他のディストリビューションの Linux ゲスト OS をサポートします。
darwinPre15.iso:Mac OS X バージョン 10.10.x 以降をサポートします。
VMware Tools 7.7.0 は、すでに凍結された次のゲスト OS をサポートします。
winPre2k.iso:Windows 2000 より前のバージョンをサポートします。
VMware Tools 8.1.0 は、すでに凍結された次のゲスト OS をサポートします。
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「winPre2k.iso:Windows 2000 より前のバージョンをサポートします。」とのことで、WindowsNTでも利用できます。
いまだに稼働している企業は少ないと思いますが、参考にしてみてください。