少し前になりますが、検証で、ESXiにWindows2000の仮想マシンを構築することになりました。
実は、Windows Server 2000って初めてインストールするんですが、色々と知らない事が多いですね～。Windows Server 2012が出たころは使いにくいと思っていましたが、慣れてしまえば、昔のバージョンのほうが使いにくいですね。
リモートデスクトップで接続しようとしても、機能の追加でターミナルサービスを有効にしなければならないですし。そして、いざ、作成したWindows Server 2000にVMware Toolsをインストールしようとしたら、、、エラーが表示されてインストールに失敗しました。
Windows 2000 仮想マシンに VMware Tools をインストールしようとするとエラー「Microsoft Runtime DLLs cannot be installed on this Operating System.Please see Microsoft KB835732」で失敗する (2077193)
表示されたKB番号で検索したら、上記の公開情報にヒットしました。
・Windows 2000 仮想マシンに VMware Tools をインストールできない次のエラーが表示される。
Resolutionこの問題を解決するには、Microsoft セキュリティ アップデート MS04-011 をインストールする必要があります。
注：セキュリティ アップデートは必ず、Windows 2000 仮想マシン内で直接インストールしてください。
セキュリティ アップデートをダウンロードする方法については、「Windows 2000 用セキュリティ問題の修正プログラム (KB835732)」を参照してください。
注：このリンクは、2011 年 9 月 23 日時点のものです。この記事のリンクが切れているのに気づいた場合はご連絡ください。VMware の担当者がリンクをアップデートします。
結果的には、Microsoft セキュリティ アップデート MS04-011 をインストールする必要があるとのこと。昔のOSだと色々と問題が起こりますね～。
ちなみに、リンクをたどると、MSのサイトでは以下のようなメッセージが表示されました。
We are sorry, the page you requested cannot be found.The URL may be misspelled or the page you're looking for is no longer available.
そして、上記のような問題もありますが、すでにWindows 2000 Serverが稼働している現場もあって、移行を検討しているというケースもあるのではないでしょうか。
Windows2000、XP、Windows 2003 ServerはレガシーサポートをVMwareがしていて、これに対応したVMware Toolsがあります。
VMware Tools 10.0.12 リリース ノート
VMware Tools 10.0.12 におけるゲスト OS のサポートVMware Tools バージョン 10.0.12 では、次のゲスト OS がサポートされます。linuxPreGLibc25.iso：Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11、および Ubuntu 7.04 より前のバージョンの Linux ゲスト OS と、バージョン 2.5 より前の glibc を使うその他のディストリビューションの Linux ゲスト OS をサポートします。darwinPre15.iso：Mac OS X バージョン 10.10.x 以降をサポートします。VMware Tools 7.7.0 は、すでに凍結された次のゲスト OS をサポートします。winPre2k.iso：Windows 2000 より前のバージョンをサポートします。VMware Tools 8.1.0 は、すでに凍結された次のゲスト OS をサポートします。
そして、ダウンロードはこちらから。
Legacy VMware Tools packages for Windows, Linux, OS X and Netware OS (for GOSes that have reached end of support)
まだまだ古いOSが稼働するシステムがあると思いますので、参考にしてみてください。
