VMwareで仮想マシンを作成する場合に、WindowsやLinuxの場合は当然、VMware Toolsをインストールした状態で運用していると思いますが、アプライアンスの場合は、サードパーティー製とか表示されていて、サードパーティー製の場合はあまり意識していないことが多いのではないでしょうか。
今回は、アプライアンス版のvCenterサーバ(VCSA)についての情報になりますが、VCSAの仮想マシンハードウェアバージョンアップは非推奨 VMware Toolsの手動インストールNGとのことです。
おそらく上記は意識したことがないとは思いますが、公式サイトにその情報が記載されていました。
「参考」
https://kb.vmware.com/s/article/1010675?lang=ja
以下は抜粋です。
VMwareは、vCenter Server Applianceのハードウェアバージョンをアップグレードすることをお勧めしません。 同様に、vCenter Server ApplianceのゲストOS内に追加バージョンのVMware Toolsを手動でインストールしないでください。
Windowsの場合は、ESXiのバージョンがあがるとそれに合わせて仮想マシンのバージョンとVMware Toolsのバージョンを上げると思いますが、VCSAはおそらくVCSA自体のバージョンアップがそれにあたるんですかね。
VCSAのバージョンアップは作業として実施したことがないので、こちらについては別途調べてみますが、少なくとも普段の管理上で仮想マシンのバージョンアップ、VMware Toolsの個別インストールはしなくてよいということですね。
普段、あまり意識したことがなかったですが、KBを改めてみてみると注意事項が色々と書かれてて参考になります。