ESXiホストのシャットダウン、停止遅延時間の設定に関する情報になります。
UPSなどで停電時にESXiホストを正常に停止したい場合に使用すると想定される機能です。
情報元はこちら。
ESXホストのシャットダウン遅延設定について(1004421)
https://kb.vmware.com/s/article/1004421
目的
この記事では、ESXホストの仮想マシンの起動/シャットダウン設定のシャットダウン遅延パラメーターの使用方法について説明します。
シャットダウンの問題のトラブルシューティングの 詳細については、「仮想マシンが正常にシャットダウンしない(1008182)」を参照してください。
解決
シャットダウン遅延は、ESXホストがシャットダウンコマンドの完了を待機する最大時間です。指定された遅延時間内に仮想マシンがシャットダウンしない場合、仮想マシンに 電源オフが発行されます。
ESXホストがシャットダウンされると、ホストは次のプロセスに従います。
①Autostart Managerは、最初の仮想マシンの自動シャットダウンを開始します。シャットダウンは、構成に応じて、電源操作(電源オフ、ゲストシャットダウン、または一時停止)の1つです。
②Autostart Managerは、仮想マシンのシャットダウン遅延パラメーターで指定された時間待機して、電源操作を完了します。
①シャットダウン遅延で指定された時間よりも短い時間で電源操作が完了すると、ESXホストは次の仮想マシンのシャットダウンを開始します。
②シャットダウン遅延で指定された時間内に電源操作が完了しない場合、ESXホストは電源オフコマンドを送信してから、次の仮想マシンのシャットダウンを開始します。
本設定の挙動が書かれているので、動作が想定しやすいと思います。ESXiホストのシャットダウン、停止遅延時間の設定についての情報が必要な方は、参考までに。