vCenterからESXiホストをメンテナンスモードにせずに削除する手順

vCenterからESXiホストをメンテナンスモードにせずに削除する手順があるのを初めて知ったというか、構築はよくするのですが、あんまり離脱をする機会がなくて参考になったので、情報を紹介します。

 

情報元はVMwareのコミュニティです。

vCenterからESXiのホスト削除をする際の手順について |VMware Communities 

 

ローカルにVCSAを”持つ”場合のESXiをvCenterの管理から削除する手順について教えてくれというものです。これは、共有ストレージがいない環境なのかもしれませんね。普通はvMotionすればよいわけですから。

 

以下は回答です。切断すればよいとのこと。

 

vCenter インベントリからのESXi削除ですが、ESXiをメンテナンスモードにできない場合はESXiを「切断」状態にすれば実行できるはずです。

まず、ESXiを切断状態にします。 

それから、ESXiはメンテナンスモードにせずに、vCenterから削除します。

(下記の手順の3のように、右クリックから削除します。ドキュメントのURLはvSphere 6.0のものにしました)

 

 

続いて切断手順です。

管理対象ホストの切断

 

①vCenter Server システムに接続されている vSphere Client で、インベントリを表示し、切断する管理対象ホストをクリックします。
②ホストを右クリックし、ポップアップ メニューから 切断 を選択します。
③表示される確認のダイアログ ボックスで、はい をクリックします。
④管理対象ホストが切断されると、「切断状態」 という文字がオブジェクト名に括弧で追加され、オブジェクトが淡色表示されます。関連する仮想マシンもすべて淡色表示になり、同じラベルが表示されます。

 

意外とこの作業の手順で実施したいというニーズってあるのかもしれませんね。基本は動作可能なホストに移動して、メンテナンスモードで削除という認識でした。