Red Hat Enterprise Linux、CentOS 64ビット環境でServerProtect for Linux 3.0のインストール時に依存性チェックエラーが発生する事があります。
# /root/SProtectLinux-3.0.bin -s -S ********Installing ServerProtect for Linux:Unpacking...Installing rpm file...エラー: 依存性の欠如:libz.so.1 は SProtectLinux-3.0-1362.x86_64 に必要とされていますlibuuid.so.1 は SProtectLinux-3.0-1362.x86_64 に必要とされています
これは、
>>Red Hat Enterprose Linux、CentOS 64ビット環境でServerProtect for Linux 3.0のインストール時に依存性チェックエラーが発生する
これは、ServerProtectに必要な32bitビットのRPMパッケージが入っていないことが原因になります。
標準構成でインストールした場合では、32ビットアプリケーションの互換性を保つ目的で32ビットライブラリもインストールされますが、最小構成のインストールでは必要最小限のライブラリのみインストールされるため、ServerProtectに必要な上記の32ビットライブラリがインストールされません。
■RHEL 6 の例
libgcc-4.4.4-13.el6.i686
nss-softokn-freebl-3.12.9-3.el6.i686 ※1
zlib-1.2.3-25.el6.i686
compat-libstdc++-296-2.96-144.el6.i686
libuuid-2.17.2-6.el6.i686
libstdc++-4.4.4-13.el6.i686
※1: このモジュールは、同時にインストールしてください。
上記モジュールが必要になります。 その為、yumiが使える環境なら以下のコマンドでパッケージをインストールすることができます。
#yum install zlib.i686 libuuid.i686
ちなみに、上記パッケージはインストールパッケージに標準的にインストールされているものなので、必要なものは事前にインストールしておいたほうがいいですね。
RPMだと依存関係の問題で、必要なパッケージを探すのが大変なので・・・。