仕事中に寝るなんて考えられないというのが一般常識だと思いますが、世の中には仕事中に平気で寝る人が意外といます。私が実際に見た強者は、みんなが業務をしているオープンフロアで寝始めた人です。最初はコクコクとし始め、最後は自分のいびきで目が覚めていました。
私は派遣会社に勤めていますが、職場で寝ているのを見られると、業務態度や実績などにもよりますが、場合によっては契約解除なんて事にもなる可能性がありますよね。
さて、これは行き過ぎた例として、トイレでこっそり寝るという人はいるのではないでしょうか。私の以前の上司は、残業時間がない事もあってか、トイレで寝ていることが多かったです。
このトイレで寝るという行為ですが、果たしてどう思われるのでしょうか。まず、こんな質問がされています。
>>会社のトイレでは何分まで寝てよいか(教えてgoo)
就業時間中に会社のトイレで寝るときには、何分までなら寝てよいでしょうか。
まず、会社のトレイを使って寝るというのが前提で、質問されています。そして、その回答もまちまち。以下は一番、正当と思われる回答かもしれません。そもそも、会社は寝る場所ではないということ。
何分までではなくそもそも寝る場所ではない。寝てる間に、他の人はトイレ使えないのよ\(^^;)...マ※就業時間中に夜勤や宿直中の仮眠ならどこで仮眠するか上司に聞きなさい( ^^) _旦~~
ちなみに、寝るのがアリという場合は、以下の回答が参考になります。
10分が妥当でっせ!少な過ぎんし、多すぎも無い。丁度えぇ仮眠の長さでっせ!洋式の方で寝ぇや!和式で寝るのは慣れが必要ですわ!くれぐれも「床でゴロン寝る」はあかんで!汚いのと、急病に間違われるよって!あと、イビキは御法度でっせ!
個人的見解ですが、会社の激務(例えば夜勤)があったけど、どうしても仕事を続けなければならない場合などは、ちょっと仮眠をとるのもありかと思いますが、場所がない場合は、どうしてもトイレなどになるかもしれません。
その場合は、指摘されない程度の5分~10分くらいであれば、自然に眠気を回復してくれる可能性もあります。ただ、そもそも、残業時間が長すぎるとか、寝ざるを得ないくらいの過酷な業務をさせている場合は、そもそも業務改善をしたほうがいいと思います。
例えば、テレビ業界はその典型かもしれません。
>>トイレでの仮眠すら「禁止」の貼り紙が……不況極まるテレビ業界、下請けスタッフを襲う地獄絵図(Livedoorニュース)
ある在京キー局のトイレに張り出された紙に、番組を制作するディレクターやADが不満を口にしている。貼り紙は、トイレ内での仮眠を禁じるものだ。
「トイレでの仮眠は遠慮願います。長時間連続使用と判断された場合は警備担当から声をかけることがあります 総務局総務部長 施設管理部長」
テレビ局では、トイレを使って寝るのはふつうだとありますね。過酷な勤務時間で仕事をしているのであれば、仮眠をとる事で、その後の仕事が効率よくなるため、悪い事ではなさそうですが、仮眠すらもとれなくなるとのこと。
記事でも、問題は、なぜトイレで仮眠を取らなくてはならないほどの状況に陥っているかという疑問を投げかけています。
「そこなんです。いま経費削減でどの番組もスタッフの数が減らされ、スタッフひとり当たりの仕事量が増え、3日も徹夜で家に帰れず仕事なんてこともよくあります。情報番組なら細切れの話題を詰め込みすぎて、スタッフの仕事量は限界レベル。バラエティ番組だと、芸人司会に頼りすぎて企画がいつもギリギリになって決まるパターンで、結局、末端のスタッフが死ぬほど忙しくなるんです。~」
これは私が働くIT業界にも言えますが、コスト削減で人がドンドン減少していき、さらにブラック化している風潮があります。そもそも論で、トイレで寝るのは、どうしても睡魔に襲われて業務に支障をきたす人が、唯一、復活できる場なのかもしれません。
そして、それを引き起こしているのが激務であれば、会社は組織はそれを改善すべきでしょう。そして、大した業務ではないのに、寝ているという事であれば、それはただの怠惰なので、指摘されても仕方がないでしょう。
職場で寝るというのは賛否両論ありますが、それは職場環境によって意見が変わりそうですね。例えば、前日に深夜までゲームをして寝不足でトイレにかけこんだ。。。となると話は別かもしれません。