仕事柄、エクセルを使う事が多いのですが、エクセルを使っていると複数のオブジェクトや画像を一括選択したい場合があると思います。
通常、オブジェクトや画像の数が少ない場合は、Shiftキーを押して選択していくと、複数同時に選択する事が多いです。
しかし、オブジェクトの数が多くなると、この作業も手間がかかりますので、同時に一括選択したい場合があると思います。エクセルでは、複数のオブジェクトを一括選択する方法が用意されていますので、紹介したいと思います。
▼シートのすべてのオブジェクトを一括選択する方法
以下のように複数のオブジェクトがある場合に、シート内のすべてのオブジェクトを一括で選択する方法です。
①シート内にあるオブジェクトをどれかひとつ選択します。
②「Shift ＋ Ctrl ＋ Space」キーの同時押しで、以下のようにシート内のすべてのオブジェクトを選択する事ができます。
ただ、セル内のすべてのオブジェクトでなく、一部のオブジェクトを選択したい場合があると思います。その場合は、「」機能を利用します。
▼シート内の一部のオブジェクトを一括選択する方法
①メニューの「ホーム」⇒「オブジェクトを選択」をクリックします。
②選択したい範囲をドラッグします。
③以下のようにドラッグした範囲ないにあるオブジェクトが選択されます。
作業時にこの「オブジェクトを選択」を設定すると、モードが変わる為、セルの選択ができなくなります。その為、セル入力したい場合は、また、「オブジェクトを選択」を無効にする必要があります。
しかし、都度、「オブジェクトを選択」を選ぶ作業も煩わしいと思います。そこで便利なのが「クイックアクセスツールバーに追加」です。
▼「オブジェクトを選択」をクイックツールバーに追加する方法
①メニューの「ホーム」⇒「オブジェクトを選択」上で右クリックし、「クイックアクセスツールバーに追加」をクリックします。
②エクセル画面の左上に、「オブジェクトを選択」のアイコンが表示されますので、以後は、ここをクリックするだけで切り替える事ができるようになります。
日々使うものは、ちょっとした工夫で作業効率が一気に向上しますので、ぜひ、利用してみてください。
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Excel（エクセル）とは、Microsoft（マイクロソフト）社販売の表計算ソフトウェア。FOM出版の「よくわかる 仕事に使える Microsoft Excel 関数ブック 2019/2016/2013対応」は、Excelの基本機能をマスターされている方を対象に、知っていると業務効率アップにつながる119個の関数をわかりやすくご紹介。コンパクトな手のひらサイズ（B6判型）です。
