Microsoft Edge、Google Chromeなどのブラウザで一文字前の文字が入力される事象が発生するという内容ですが、あるウイルス対策ソフトの影響のようです。
情報元はこちら。
Microsoft Edge、Google Chromeでの文字入力について - マイクロソフト コミュニティ
以下は質問内容の抜粋です。
最近、Microsoft Edge、Google Chromeでの文字入力において、一つ前の文字が入力されてしまうという不具合が発生するようになりました。
具体的には、ブラウザの入力欄に10文字程度入力すると以下のようになります。
<実際の入力>
a → b → b
<ブラウザ上での表示>
a → a → b
(「b」を入力したにもかかわらず、「a」が入力されてしまう。「b」をもう一度入力することで回復。)
同じキーを2回押すことで目的の文字を入力することができ、不具合も一時的に回復しますが、10文字~20文字程度入力すると不具合が発生するという繰り返しです。 同じキーを2回押さない限り回復しません。
Word、Excel、メモ帳など、その他のソフトウェアでは、同様の事象は発生しておりません。
不具合の発生時期はWindows10を21H1にしたタイミングと重なりますが、確実ではありません。Microsoft IMEの設定で「以前のバージョンの Microsoft IME を使う」を選択しても発生します。 また、キーボードを交換しても同様です。
原因の特定や対処方法をご教示いただければ幸いです。
<動作環境>
Windows10(21H1)
Microsoft Edge(91.0.864.41)
Google Chrome(91.0.4472.77)
こんなことになったら使い物にならないですよね。
以下のようです。
セキュリティソフト「ESET」のインターネットバンキング保護の機能を使用していると入力不具合が発生するようです。
現在、同ソフトウェアのテクニカルサポートに確認していますので、原因が特定できましたら、あらためてご報告させていたただきます。
ESETの設定でインターネットバンキング保護を停止して、ブラウザを再起動したところ改善したとありますね。
その後、テクニカルサポートとやり取りを行い、新バージョンにて不具合が解消されることを確認しました。
2021/6/23 15:00に「ESET Internet Security V14.2」がリリースされており、このバージョンで当該不具合が改善するかと思います。
セキュリティソフトっていろいろと悪さをすることがありますが、まさに今回もそうですね。