Windows Server 2008 R2から2019へ3世代のActiveDirectoryの移行はできないというブログを見付けました。どういうことなのでしょうかと気になったので調べました。
Active Directoryの移行パスはWindows Server 2世代前まででと書かれているブログです。情報元はあえて記載しませんが、ググるとでてくると思います。こういった情報はどこから入手したのか、やはり、情報元をしっかりと明記しておくことは大切ですね。
こんな文章もありましたが、これってアップグレードパスなのかもしれません。
Windows Server 2003 から Windows Server 2016に移行したい場合は、
Windows Server 2003 → Windows Server 2012 → Windows Server 2016
と一度間にはさむ必要があります。
ちなみに、Windows Server 2008 R2からWindows Server 2019へのActive Directoryのマイグレートで検索すると色々と情報がでてきます。
英語になりますが、こちらにも2008 R2から2019へのADのマイグレートについて書かれています。
一部抽出ですが、問題なく移行できそうですね。
Windows Server 2019メンバーサーバーにActive Directoryをインストールする
FSMO(Flexible Single Masters of Operations)ロールの転送
これが運用環境の場合、レプリケーションが機能するまでもう一度待ってから、すべてのドメインコントローラーで処理を続行します。2008R2からWindows Server 2019への移行を継続するために、次のことも行います。
追加のWindows Server 2019ドメインコントローラーを起動します
新しい2019 DCをプライマリDNSとして使用していたすべてのクライアントを確認します。このラボでは、プライマリDNSとしてアドレスが192.168.10.100のDC01を使用しました。
Active Directoryから降格して削除するために、DC01とDC02の両方のボックスでDCPROMOを実行します。
すべての下位レベルドメインコントローラーが削除(および複製)されたら、ドメインの機能レベルをWindows2016Domainドメインモードに上げ ます。
Set-ADDomainMode -identity tailwindtraders.com -DomainMode Windows2016Domainを実行します。
すべてのドメインがWindows2016Domainモードに引き上げられたら、フォレストの機能レベルをWindows2016Forestに引き上げます。
Set-ADForestMode -Identity tailwindtraders.com -ForestMode Windows2016Forestを実行します。
それだけです。
機会があったら自宅でも試してみようと思います。ちょうど昔、2008R2の評価版を落としていたので、移行の手順を整理しつつ試してみたいと思います。