WindowsServer 負荷分散モードのフェイルオーバークラスターのDHCPサーバ セカンダリ強制反映コマンドについて書かれた記事がフォーラムに紹介されていたのでシェアします。
Windows Serverで負荷分散モードのフェイルオーバークラスターのDHCPサーバが構成できるのは初めて知りました。振り分けをある程度分散させたい場合に便利ですね。
以下は質問内容です。
Windows Server 2012 にて負荷分散モードのフェイルオーバークラスターを組んだDHCPサーバー2台を運用しています。負荷分散の割合は8:2としています。便宜上、それぞれをプライマリとセカンダリと呼びます。
上記設定のスコープを作成し、プライマリへ固定割り当ての予約設定を実施しました。
クライアントへは設定どおりのIPアドレスが割り当てられたことがプライマリ・セカンダリそれぞれの「アドレスのリース」メニューから確認できました。「リースの有効期限」カラムは"無制限"となっていました。しかし、セカンダリ側の「予約」メニューを開くと何も設定が入っていないように見えました。この状態は仕様通り(表示されていなくても問題無い)なのでしょうか。
それとも、セカンダリ側へうまく予約設定が伝搬していない等の問題が生じているのでしょうか。(切り分けようにも既に本番環境で稼働してしまっており、用意にテストできない状況です)
以下の回答内容が参考になりますが、アドレスの予約設定はフェイルオーバー設定時点の内容は反映されますが、その後追加した内容はセカンダリへは自動反映されないそうです。意外と不便ですね。自動反映される仕組みがあればいいのですが。
アドレスの予約設定はフェイルオーバー設定時点の内容は反映されますが、その後追加した内容はセカンダリへは自動反映されません。
私はプライマリで予約追加後、以下のコマンドをセカンダリのPowerShellで実行し強制的に反映させています。
Invoke-DhcpServerv4FailoverReplication -computername プライマリサーバ -force > $null
「参考」