Windowsでスタートメニューのロックボタンを無効(グレーアウト)にする方法を紹介します。
例えば、VDIなどの環境では、ログオフなどでユーザー管理するという場合があると思います。そして、ロックなどのボタンは無効にしたいなどの要望があるかもしれません。
そこで、レジストリを変更する事で、ロックボタンを無効にすることができます。
参考にしたのは以下のフォーラムの情報です。
スタートメニューの電源ボタンのカスタマイズについて
質問自体は、
スタートメニューの電源ボタンのカスタマイズを行いたいと考えています.
具体的には,ボタン横の三角から選択できるオプションのうち,
「ロック」と「スリープ」を削除または,白抜きにしたいと考えています.
ただし,「再起動」と「シャットダウン」は残したいと考えています.
ちなみに、ちょっと勉強になったのが、以下のレジストリの値を変更すると、
HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion \ Policies \ Explorerで「NoClose」の値 「1 」を追加だと、スリープだけでなく、再起動やシャットダウンなどの終了オプションが全てなくなってしまうそうです。
ちょっと使えないですね。こちらは動作確認はしていませんが。
そして、今回は、とりあえずロックを無効化する方法ですが、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System に「DisableLockWorkstation」という名前の新しい DWORD 値を作成し、値を 「1 」に設定する事で、問題なくロックボタンが無効(グレーアウト)されることを確認できました。
また、対象のマシンが多数いる場合は、グループポリシーでレジストリの変更をいっせいに適用する事ができます。その他のボタンも制御できないか、Window10でも動作するかは別途、調査したいと思います。