業務でWindows標準のDefenderを使用してウイルス対策をすることがないので、最近の機能について知らなかったのですが、Windows10のMicrosoft Defender オフラインで駆除できないマルウェアを駆除することができるようです。
おそらく大手企業では、ノートン、トレンドマイクロ、マカフィーなどのセキュリティメーカーのセキュリティソフト、アンチウイルスソフトを利用しているケースが多いと思いますが、無料で使用できるので中小企業で利用していることもあると思います。
最近は評判もいいのでしょうか。
Microsoft Defender オフラインを使って PC を保護する
こちらのツールは、Microsoft Defender オフラインは、オペレーティング システムを起動しなくても、信頼される環境から実行できる強力なオフライン スキャン ツールになります。OSを起動しなくてもという点が最初不明でしたが、どうもOSを停止した状態で実行できるので、駆除できないマルウェアでも稼働していないので駆除できる可能性があるとのことです。
駆除できないとなるとクリーンインストールの判断になると思いますので、これはいいですね。
Microsoft Defender オフラインを使用するケースです。
●ルートキットなどのきわめて持続性の高いマルウェアが PC 上にあると、Windows セキュリティ (Windows の以前のバージョンでは Windows Defender セキュリティ センターという名前でした) によって検出され、Microsoft Defender オフラインを使用するよう警告されます。 デバイスでマルウェアが検出されたことを示すメッセージが表示されるか、Windows セキュリティで、追加のクリーニングが必要であることを知らせるメッセージが表示されることがあります。
●PC には、非表示になっているマルウェアが存在する可能性がありますが、セキュリティソフトウェアによって検出されません。 Windows セキュリティ設定から、Microsoft Defender オフラインのスキャンを開始できます。 以下にその方法を示します:
使用方法の抜粋です。
①[スタート] を選択し、[設定] 、[更新とセキュリティ] 、[Windows セキュリティ]、[ウイルスと脅威の防止] の順に選択します。
②ウイルスと脅威の防止の画面で、次のいずれかの操作を行います。
・最新バージョンの Windows 10 では、[ 現在の脅威] で [ スキャンオプション] を選びます。
・Windows の以前のバージョンでは 、[履歴] の [ 新しい詳細スキャンの実行] を選びます。
③[Microsoft Defender オフライン スキャン] を選択し、[今すぐスキャン] を選択します。
Windows からサインアウトするように求められます。 サインアウト後、PC が再起動します。 Microsoft Defender オフラインが読み込まれ、回復環境で PC のクイック スキャンが実行されます。 スキャンが完了すると (通常は 約 15 分かかります) PC が自動的に再起動し、Windows が開きます。
注:
Microsoft Defender オフラインを使用する前に、開いているファイルをすべて保存し、アプリやプログラムをすべて閉じてください。
Microsoft Defender オフラインの実行を予定している PC では通常、管理者権限が必要になります。
オフライン スキャンの実行時に、ブルー スクリーンで STOP エラーが発生した場合は、強制的に再起動して、Microsoft Defender オフライン スキャンをもう一度実行してみてください。 ブルースクリーンエラーが再び発生する場合は、 Microsoft サポートにお問い合わせください。
Microsoft Defender オフラインのスキャン結果を表示するには、以下の手順に従ってください。
①[スタート ] を選択し、[設定 > 更新] を選択して& セキュリティ > Windows セキュリティ >ウイルス & 脅威保護にし ます。
②Windows 10 の [ウイルス & 脅威保護] 画面の [ 現在の脅威] で [ スキャンオプション] を選び、[ 保護履歴] (以前のバージョンの Windows では脅威の履歴とも呼ばれます) を選びます。
Windows10より前のバージョンの手順は紹介したURLから確認してください。