Linuxサーバで同じVLANセグメントに複数のインターフェース、NICの仕様は非推奨になります。あまりないとは思いますが、サーバに複数のNICを持たせて同じセグメントのIPアドレスを割り当てる行為です。
NIC①:192.168.1.1/24
NIC②:192.168.1.2/24
用途ごとにNICを割り当てることはよくあると思いますが、一つのLinuxサーバに複数のNICを割り当てる場合は、チーミング構成にするのが一般的です。ただし、それも物理サーバですね。
ちなみに公式の情報はこちら。
第5章 ネットワーク Red Hat Enterprise Linux 7 | Red Hat Customer Portal
仮想化環境におけるネットワークの最適化について説明された内容です。
5.1. ネットワークの調整のヒント
複数のネットワークを使用して、1 つのネットワーク上の輻輳を回避します。たとえば、管理、バックアップ、またはライブマイグレーション用の専用ネットワークがあります。
Red Hat は、同じネットワークセグメントで複数のインターフェースを使用しないことを推奨します。ただし、これが避けられない場合は、arp_filter を使用して ARP Flux が発生しないようにすることができます。これは、ホストとゲストの両方で発生する望ましく、マシンが複数のネットワークインターフェースから ARP 要求に応答することで生じます。echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/conf/all/arp_filter または /etc/sysctl.conf を編集してこの設定を永続化します。
この場合、誤ってARP情報がARPテーブルに登録されてしまなど不安定になることがあるようです。