Windows Server 2016がインストールされたサーバで、iLO5 HTML5 iRC リモートコンソール画面が黒い画面でキーボードが反応しないという事象があります。
通常、iLOにログイン後、リモートコンソールを使用することで、OSにログインすることができますが、この事象が発生した場合は、リモートコンソールでの接続ができなくなります。
こちらについては、OS側の仕様のようです。
情報元はこちら。
https://support.hpe.com/hpesc/public/docDisplay?docId=a00088741en_us&docLocale=en_US
HPE ProLiantサーバー-外部モニターを取り外すと、Microsoft Windows Server 2016で「サインアウト」または「ユーザーの切り替え」を行った後、内蔵Lights-Out(iLO)内蔵リモートコンソール(IRC)接続に黒い画面が表示されます
以下は機械翻訳での抜粋です。
説明
Microsoft Windows Server2016で構成されたHPEProLiantサーバーで、オペレーティングシステムの実行中に外部ビデオモニターがサーバーから物理的に切断され、MicrosoftWindowsアカウントで「サインアウト」または「ユーザーの切り替え」アクションが実行された場合。統合Lights-Out(iLO)統合リモートコンソール(IRC)接続では、空白の黒い画面が表示されます。
この動作は、ビデオドライバ、iLO、またはIRCではなく、MicrosoftWindowsオペレーティングシステムが原因で発生します。
Microsoft Windows Server 2016では、「サインアウト」または「ユーザーの切り替え」時に、ビデオドライバーはオペレーティングシステムからディスプレイをオフにするように指示されます。この後、オペレーティングシステムはディスプレイをオンに戻すための命令を送信しません。
範囲
iLO統合リモートコンソール接続を使用してMicrosoftWindows Server2016で実行されているHPEProLiantサーバー。
この問題はMicrosoftWindows Server 2019では発生せず、リモートデスクトッププロトコル(RDP)を介して確立された接続は影響を受けません。
解決
回避策として、空白の画面で「Windows + Ctrl + Shift + B」を押すと、画面が回復し、表示が通常に戻ります。
実際にはリモートコンソール上では、このコマンドが効かず、コンソールからの操作で復旧しました。同様の事象が発生した場合は、参考までに。