ApexOneインストール後に、統合Smart Protection Server機能を追加、削除する方法

ApexOneインストール後に、統合Smart Protection Server機能を追加、削除する方法に関する情報です。

 

統合Smart Protection Serverはスマートスキャンで使用する機能です。

 

導入後に従来のスキャンからスマートスキャンに変更したい場合などに参考になると思います。

 

統合Smart Protection Serverツール
トレンドマイクロの統合Smart Protectionツールを使用すると、管理者はウイルスバスター Corp.サーバのインストール完了後に、統合Smart Protection Serverをインストールまたはアンインストールできます。

 

現在のバージョンのウイルスバスター Corp.では、ウイルスバスター Corp.サーバのインストールの完了後に管理者が統合Smart Protection Serverをインストールまたはアンインストールすることは許可されていません。このツールは、ウイルスバスター Corp.の以前のバージョンのインストール機能における柔軟性を強化します。

 

 

1. コマンドプロンプトを開き、ISPSInstaller.exeのある<サーバインストールフォルダ>\PCCSRV\Admin\Utility\ISPSInstallerディレクトリに移動します。

 

2. 次のいずれかのコマンドを使用して、ISPSInstaller.exeを実行します。

 

表 1. インストーラオプション
コマンド

説明

ISPSInstaller.exe /i    
初期設定のポートを使用して統合Smart Protection Serverをインストールします。

初期設定のポートの設定の詳細については、以下の表を参照してください。
ISPSInstaller.exe /i /f:[port number] /s:[port number] /w:[port number]    
指定されたポートを使用して統合Smart Protection Serverをインストールします。

注:
ポートを設定できるのは、Apache Webサーバを使用している場合だけです。

説明:

/f:[port number]: HTTPファイルレピュテーションポート

/s:[port number]: HTTPSファイルレピュテーションポート

/w:[port number]: Webレピュテーションポート

注:
ポートが指定されない場合は自動的に初期設定の値が割り当てられます。

ISPSInstaller.exe /u    
統合Smart Protection Serverをアンインストールします。

 

 

3.  インストールが完了したら、Webコンソールを開いて、次を確認します。
Microsoft管理コンソールを開き ([スタート] メニューでservices.mscと入力)、Trend Micro Local Web Classification ServerおよびTrend Micro Smart Scan Serverが「開始」ステータスでリストされていることを確認します。

Windowsタスクマネージャを開きます。[プロセス] タブで、iCRCService.exeおよびLWCSService.exeが実行中であることを確認します。

Webコンソールで、メニュー項目 [管理] > [Smart Protection] > [統合サーバ] が表示されることを確認します。

 

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