Windows Server 2016のWindowsUpdateに1時間近くかかる、終わらない

久しぶりにWindows Updateを実行する場合は注意が必要です。Windows Server 2016のWindowsUpdateに1時間近くかかるということがあります。例えば、新規で構築したサーバーだと50分くら適用に時間がかかります。


更新プログラムは累積としてドンドン膨らんでいくので、しばらく適用していない場合は、かなり時間がかかることになります。その為、1年以上、パッチを適用していないサーバに更新プログラム、セキュリティパッチを適用する場合は、それを見込んで時間を確保する必要があります。


また、中にはアップデートが終わらないという事象もあるようで、かなり怖いですね。


Windows Server 2016 Standardで、WindowsUpdateが一週間終わらない最悪な状態という内容がフォーラムに報告されています。


情報元はこちら。

Windows Server 2016 Standard Windwos Update が終らない

https://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/ba336953-aaba-4fba-a9fa-17846998b4f3/windows-server-2016-standard-windwos-update-1236432066124251239412356?forum=winserver10TP

 

 

以下は抜粋です。

 

最終Updateが2018/12で久しぶりにWindwosUpdateをしたら、更新プログラムをダンロードしています95%から一向に進みません。この状態で1週間経過しています。

更新プログラムは、「2019-03 x64 ベース システム用 Windows Server 2016 の累積更新プログラム (KB4489882)。」です。

また、イベントには、

「パッケージ KB4489882 の変更を開始しています。現在の状態は 解決済み です。ターゲットの状態は ステージング済み です。クライアント ID: WindowsUpdateAgent。」
「パッケージ KB4489882 を状態 ステージング済み に変更できませんでした。状態: 0x800f0816。」

 

普通の企業だと一旦アップデートしたら基本はパッチを当てないということがあるかもしれませんが、できれば定期的にパッチを適用する運営にしたほうがゼロデイ対策にもなるので、おすすめです。


また、仮想サーバーの場合は、スナップショットを取得しておくことで、切り戻しはすぐにできるので、スナップショットを活用するのも一つです。