Zabbix メンテナンス設定しても障害時にメール通知が発報される

Zabbix メンテナンス設定しても障害時にメール通知が発報される場合に参考になる情報です。

 

まずメンテナンスについて

 

Zabbixのホストおよびホストグループについて、メンテナンス期間を定義することができます。メンテナンスタイプには、データ収集ありとデータ収集なしの2種類があります。

「データ収集あり」のメンテナンス中は、これまでどおりトリガーが処理され、必要に応じてイベントが作成されます。このメンテナンスタイプ時の通知の受信をスキップするには、デフォルトのアクションの条件を「Maintenance status = not in “maintenance”」のままにして、アクションを設定する必要があります。これにより、メンテナンス中に障害の通知を受信しなくなります。メンテナンス中にトリガーがイベントを発生させた場合、メンテナンスの終了時点で追加のイベント(メンテナンス中に作成された最後のイベントと同一)が作成されます。このように、メンテナンス中に障害が発生し、それが解決されない場合、メンテナンス期間の終了後に通知レポートが生成されることがあります。

メンテナンス中に、未解決の障害通知を受信するためには、メンテナンス中はアクションなし、というデフォルトのアクションの実行条件を削除する必要があります。

 

「引用元」

https://www.zabbix.com/documentation/2.2/jp/manual/maintenance

 

 

上記でメンテナンスに設定しても障害発生時にメール通知されました。

 

要因は以下で分かりやすく書かれていました。

 

Zabbixのメンテナンスはフラグなので、通知抑止を行いたい場合はこのメンテナンス中というフラグを利用します。

 

「メンテナンス期間中以外は動作する」という意味で

「メンテナンス期間中=いいえ」 という条件を付与する事でメンテナンス中であれば動作しないアクションが作成できます。
つまりこれが通知抑止として機能します。

逆に
「メンテナンス期間中=はい」 という条件を付与してアクションを作成すればメンテナンス期間中のみ動作するアクションを作る事ができます。

これによって、例えば通知の投げ分けを設定することができます。

「メンテナンス期間中=いいえ」 の条件でアクションを作成し通知先を監視センターにする。
「メンテナンス期間中=はい」 という条件でアクションを作成し通知先をメンテナンス実施者にする。
このようにするとこで、メンテナンス作業を実施しているメンバーが自分自身の実施している作業が正常に進行している事を確認する事ができます。

 

メンテナンスはフラグなので、アクションで設定してあげる必要がありました。

 

「引用元」

https://qiita.com/qryuu/items/c77564ff80846db0d6b7