Windows ”ファイル名を指定して実行”を非表示にするグループポリシー設定

最近は、Citrixの公開デスクトップなどで、Windows Serverを業務で利用することが多くなりました。


その場合、いくつかの操作を制限かける必要が出てくるのですが、その一つが[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]を表示させたくない場合があると思います。


そこで、[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]を非表示にする設定がグループポリシーとレジストリの変更で実現できます。


まずは、グループポリシーで設定する方法です。

①GPMCを起動します
②[ユーザーの構成]ー[管理用テンプレート]ー[タスクバーと [スタート] メニュー]
③続いて、”[スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を削除する”ポリシーをダブルクリックし、[有効]をクリックし、[OK]をクリックします
④すぐに適用したい場合は、コンピューターで以下のコマンドを実行します。
#gpupdate /force

 


一般的にはグループポリシー、ワークグループ環境であれば、ローカルポリシーで適用すればよいと思いますが、レジストリで変更する手順もあります。

コマンドプロンプトを起動し、[regedit]を入力し、レジストリエディタを起動する
②以下の場所に移動し、[NoRun]の値を[1]に変更する
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer

レジストリ変更は誤って変更するとシステムが正常に動作しなくなるので、推奨はポリシーによる変更になります。


Windows ”ファイル名を指定して実行”を非表示にするグループポリシー設定を探していた方は参考にしてみてください。