WindowsUpdate グループ ポリシーの設定でアクティブ時間の変更で再起動を調整

WindowsUpdate グループ ポリシーの設定でアクティブ時間の変更で再起動を調整することができます。企業によってポリシーは異なると思いますが、中には普段、PCを全く再起動しない運用をしている人もいるかもしれません。自宅のPCは気づいたら再起動していることが多いですが、更新プログラムを適用しないまま放置しておくことはとても危険です。

 

さて、WindowsUpdate グループ ポリシーの設定でアクティブ時間の変更する方法ですが、以下の公式サイトが参考になります。

更新後のデバイスの再起動の管理 (Windows 10) - Windows Deployment | Microsoft Docs

 

サイトの説明にもありますが、アクティブ時間 には、デバイスを使用している可能性の高い時間帯を指定し、 更新後の自動再起動は、アクティブ時間を除く時間帯に行われます。

 


既定のアクティブ時間は、PC が午前 8 時~午後 5 時、電話が午前 5 時~午後 11 時です。 ユーザーはアクティブ時間を手動で変更できます。電話とはなんでしょうね。翻訳することを考えたらモバイル端末系でしょうか。

 


Windows 10 バージョン 1703 以降では、アクティブな時間の最大範囲を指定することもできます。 指定された範囲は、アクティブ時間の開始時刻からカウントされます。

 

 

では本題のグループ ポリシーを使ったアクティブ時間の構成です。

 

グループ ポリシーを使ったアクティブ時間の構成
グループ ポリシーを使ってアクティブ時間を構成するには、[コンピューターの構成]、[管理用テンプレート]、[Windowsコンポーネント]、[Windows Update] の順に選択し、[アクティブ時間内の更新プログラムの自動再起動をオフにします] ポリシー設定を開きます。 このポリシーが有効な場合は、アクティブ時間の開始時間と終了時間を設定できます。

 

推奨はされませんが、グループ ポリシーも MDM も使用できない場合のみレジストリを使用して設定できます。

 

レジストリで構成した設定は、上記のいずれかの方法を使った既存の構成と競合する可能性があります。
アクティブ時間を構成するには、次のレジストリ値の組み合わせを設定する必要があります。 HKLM\Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate の下で、SetActiveHours を使ってアクティブ時間を有効または無効にし、ActiveHoursStart、ActiveHoursEnd を使ってアクティブ時間の範囲を指定します。

 

企業や、組織によってはアクティブ時間が異なるケースも考えられるため、設定をGPOで管理したい場合は参考にしてみてください。