iPhone/iPadでパケットキャプチャできないけどMacとWiresharkで可能だそうです。トラブルシュートに知っておくと便利ですね。
最近は、パソコンだけでなくリモートワークなどで、iPhone/iPadを利用するケースがあると思いますので知っておくといいと思います。
特に社内SE、インフラエンジニア、ネットワークエンジニアの方におすすめの情報です。
情報元はこちら。
iPhone / iPad でパケットキャプチャを行う方法 - Cisco Community
2016年4月現在、iPhone/iPad には単体でパケットキャプチャを行うアプリがないため、下記でMacにインストールしたWireharkを用いた際の取得手順を紹介しています。
以下は原文ままで抜粋です。
準備するもの
- Jabber for iPhone/iPad がインストールされた端末
- Lightningケーブル(iPhone/iPadとMacを接続するために使用)
- Mac PC
手順
2. iTunes から端末のUDIDをコピー
iTunesを開き端末のSummaryを表示し、該当の部分を何度かクリックするとUDIDが表示されます。
それをコピーしてください。
3. Terminal を起動し、"rvictl -s <端末のUDID>" を実行、仮想インターフェイスにマウント
下記画像のようにTerminal でコマンドを実行します。
[SUCCEEDED] が表示されれば成功です。
4. Wireshark を起動し、rvi0 のパケットキャプチャを開始、端末で試験を実施
下記の画像ではrvi0 をWireshark でキャプチャを開始しようとしています。
5. 試験が終了したらパケットキャプチャを保存し、終了
6. Terminal で"rvictl -x <端末のUDID>" を実行し、仮想インターフェイスからアンマウント
これも[SUCCEEDED] が表示されたら成功です。
Cisco Jabber で音声品質やパケットレベルでの問題が発生した場合、端末にてパケットキャプチャの取得をお願いすることがありますので、その際の参考にしてくださいとのことです。その他用途でも使えそうです。