Hyper-Vを構築する場合に、購入したWindowsがStandardエディションなのか、DataCenterエディションなのかで、Hyper-V上に構築できる仮想マシンの数が異なるという情報は以前から知っていたのですが、どうやら勘違いして認識していたことがわかりました。
例えば、NECのサイトだとこんな説明が書かれています。
https://jpn.nec.com/windowsserver/2016/license.html
仮想環境上のゲストOSについての説明です。
仮想環境上で実行可能なゲストOSの数は、以下のとおりです。
Datacenter エディション:無制限
Standard エディション:前出の「物理OSとして必要なコアライセンス数」を満たすごとに、2個のゲストOSを実行可能
つまり、Standard エディションでゲストOSを3~4個動作させる場合に必要なライセンス数は(1~2個の場合と比べて)2倍、5~6個動作させる場合は3倍、7~8個動作させる場合は4倍、…と増えていきます。
これだけだと、普通に購入したら2個~と思ってしまいますよね。これって、「2個のゲストOSを実行可能」が勘違いをもたらす要因だと思うのです。
色々と調べているとおそらくこちらの情報が正しいと思われます。
ここです。
仮想インスタンスライセンスについては、仮想マシンとして実行できる最大数ではなく、物理サーバのWindows Serverライセンスに仮想マシンとして2台まで、その物理サーバのバージョンやエディション以下のWindows Serverをインストールして良いよ。。。ということと思います。
つまり、、、Windows Server 2016のStandardエディションであれば、それ以下のバージョンのゲストOSなら2台まで無料で構築できるということで、CentOSなどは含まれないので、仮想マシンが2台までしか構築できないというわけではないので、とても分かりにくいです。というか、わざと説明がわかりにくくしているのかと思ってしまいますが・・・。より分かりやすい公式のサイトがあったら別途紹介します。
ですのでWindow10を動かす場合も別途ライセンスが必要になります。