先日、業務で学んだ事なんですが、ケーブルの結線に使うものってこれまできちんと考えた事があまりありませんでした。
様々な企業に常駐しましたが、そこにおいて様々なルールや考え方があるので、そこに従い行動する事が多かったのですが、特に、NW機器などをケーブル結線する際には、機器についている「ねじりっこ」を使う事が結構ありました。
こちらは、「ねじりっこ」。カットできるやつです。
しかし、これはハリガネにゴムで覆ったつくりになっている為、感電する可能性があり、使うのは非推奨との事。
なるほど、Cisco製品などは、電源アダプターなどはねじりっこで結線してある事が多いですが、深く考えたことがなかったです。
では、基本的に安全と言われているケーブルを結線するものとは?
それは、いわゆる「マジックバンド」です。
商品紹介●両面タイプ●引張せん断強度:30.4N/平方センチメートル●コード・ホースなどの簡易仮止めに。●片面にプラスチックフック・片面に織物ループの付いた両面タイプのマジックテープ(R)です。●プラスチックフックのため、強い係合力で結束に利用できます。●必要に応じた長さでカットできます。
これは針金を利用していないので、感電するリスクはなくなります。長さも自由にカットできるので、使いやすさにも定評があります。
これは多くの現場で推奨で使われている気がします。
他にも安全の高い結線バンドとしては、インシュロックがあります。ちなみに、インシュロックは、ヘラマンタイトンのブランド名だそうで、一般的には、結束バンド、ケーブルタイと呼ばれるそうです。
こちら。
ケーブルタイは一度締めてしまうと、緩める事ができません。その為、機器が増えて結線しなおしたい場合などは、一度カットしないといけないのが、ちょっと作業リスクを発生させる可能性がありますね。という事で、マジックテープの方が優れていると思っていたのですが、、、
ちなみに、最近知ったのですが、緩めて使い回しができるリピートタイなるものがあります。
ケーブルの結線だけでも、これだけ種類があります。結構、おもしろいですね。
作業においては、何よりも安全を第一に行う必要がありますので、ねじりっこの利用はなるべく避けた方がいいでしょう。
とは言え、マジックテープがなくて、よく使っている現場を拝見しますが。。。
ネットワークエンジニアなら、仕事でふと必要になる事も多いので、マジックテープくらいはもっておいて損はないと思いますね~。