Windows端末を構築する環境によって、インターネットに接続できない場合など、更新プログラムをオフラインで適用する必要がある場合があります。
その場合、適用する必要がある更新プログラムをダウンロードして、コマンドで適用させる事ができます。
Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、および Windows Server 2012 では、「Wusa.exe」を使用すると更新プログラムをアンインストールできます。
【コマンド例】
>wusa.exe C:\patch\Windows8.1-KB2937592-x64.msu /quiet /norestart
【オプションの説明】
/quiet
Wusa.exe を、ユーザーによる操作を必要としない Quiet モードで実行します。このツールを Quiet モードで実行すると、ユーザーの操作なしで実行されます。必要な場合は、コンピューターが再起動されます。
Wusa.exe を、ユーザーによる操作を必要としない Quiet モードで実行します。このツールを Quiet モードで実行すると、ユーザーの操作なしで実行されます。必要な場合は、コンピューターが再起動されます。
/norestart
Wusa.exe によりコンピューターが再起動されないようにします。/quiet スイッチを指定していない場合は、/norestart スイッチは無視されます。この 2 つのスイッチを指定して Wusa.exe を実行すると、インストール後にコンピューターの再起動が必要な場合、手動でオペレーティング システムを再起動する必要があります。
詳細は以下のマイクロソフトの公式サイトを参照してください。
Windows の Windows Update スタンドアロン インストーラーについて
【使用例】
①必要な更新プログラムを適用するサーバーの任意のフォルダに配置します。
②適用するパッチを含めたコマンドを準備し、バッチファイルにして保存します。
※①で配置したパスに変更してください。下記例は、Cドライブ下に「patch」フォルダを作成、そこに更新プログラムを配置。
【バッチファイルの内容】
wusa.exe C:\patch\Windows8.1-KB2937592-x64.msu /quiet /norestart
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③バッチファイルを実行します。
更新プログラムが適用されたかどうかの確認は、以下のコマンドをコマンドプロンプトから実行します。