久しぶりにこの情報を見た記憶があるのですが、Windows Server ワークグループ環境でWindowsタイムサービスが自動的に開始されないという事象がかつてあったような。。。
情報元はこちら。
ワークグループコンピューターで Windows タイムサービスが自動的に開始されない
https://docs.microsoft.com/ja-jp/troubleshoot/windows-client/identity/w32time-not-start-on-workgroup
上記では、スタンドアロン環境で Windows Time サービスが自動的に開始しない問題の回避方法が紹介されています。
現象です。
Windows 7、Windows Server 2008 R2、またはそれ以降のバージョンの Windows を実行しているワークグループコンピューターでは、Windows タイムサービスはシステムの起動直後に停止します。 この問題は、スタートアップの種類が 手動 から 自動に変更された後でも発生します。 さらに、次のイベントがシステムログに記録されます。
この問題は、Windows Time サービスが Trigger-Start サービスとして構成されているために発生します。 これは、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 の既定の設定として実装されているそうです。
そういえば、Windows Server 2016、2019ばかり構築しているので、こんな問題あったかなという記憶なのかもしれません。
Windows Time サービスが自動的に開始するかどうかは、コンピューターが Active Directory ドメインサービス (AD DS) ドメイン環境に参加しているかどうか、またはワークグループコンピューターとして構成されているかによって異なります。 イベントが発生すると、ドメインに参加しているコンピューターの Windows タイムサービスが開始されます。 AD DS ドメインに参加していないワークグループコンピューターでは、Windows タイムサービスのスタートアップ値は 手動になり、サービスの状態は [ 停止] になりるとあります。
システムの起動時に Windows タイムサービスを開始するには、次のいずれかの方法を使用します。
方法 1
コマンドを実行し sc triggerinfo w32time delete て、既定の設定として登録されているトリガイベントを削除し、Windows Time service の スタートアップの種類 の設定を [ 手動 ] から [ 自動] に変更します。
方法 2
コマンドを実行して、 sc triggerinfo w32time start/networkon stop/networkoff 環境に適したトリガイベントを定義します。 この例では、コマンドは、ホストに IP アドレスが与えられているかどうかを判断し、そのサービスを開始または停止します。
方法 3
Windows タイムサービスのスタートアップの種類を 手動 から 自動 (遅延開始) に変更します。
Window Server 2012 R2はまだ現環境として利用されることがあるので、同様の事象がある場合は参考にしてみてください。