wbadmin エラー指定したバックアップの場所が見つからないか、サポートされているバックアップの保存先ではありません

Windows Server 2012 R2でWindowsバックアップを実施しようと思ったら、スケジュールが日単位でしかできないことが判明。


ちなみに選択肢としては、

・一日一回実行
・一日に数回実行


ちなみに、Windows標準で搭載されているWindowsバックアップを行なうには、役割と機能の追加で[Windows Server バックアップ]の機能を追加します。

 


そして、一日単位ではなく、週単位、月単位で実行したい場合は、タスクスケジューラを活用します。


また、Windowsバックアップ自体は、wbadminコマンドを実行します。このコマンドを利用することで、Windows Server 2012 R2システムバックアップをバッチとタスクスケジューラを組み合わせることで自動取得することが可能です。


例えば、以下のコマンドで、CドライブのバックアップをEドライブに採取できます。

> wbadmin start backup -include:C: -backupTarget:E: -allCritical -vssFull -quiet


上記コマンドは、ローカルドライブを指定した例ですが、リモートサーバーの共有フォルダに対してバックアップをすることも可能です。


ただ、この指定の仕方を間違えると、以下のようなエラーが表示される場合があります。

”エラー 指定したバックアップの場所が見つからないか、サポートされているバックアップの保存先ではありません。”


正> wbadmin start backup -include:C: -backupTarget:\\fileserver\share -allCritical -vssFull -quiet
誤> wbadmin start backup -include:C: -backupTarget:\\fileserver\share: -allCritical -vssFull -quiet


単なる盆ミスですが、指定したリモートサーバーのパスの最後に「:」コロンがはいっていると、”エラー 指定したバックアップの場所が見つからないか、サポートされているバックアップの保存先ではありません。”のメッセージが表示されてバックアップに失敗してしまいます。


wbadminのリモートサーバーへのバックアップで上記メッセージで失敗する場合は、参考にしてみてください。