最近、ちょこちょことAnsible関連の情報をアップしていますが、これがあれば、VMware環境の仮想マシンデプロイが簡易化、時短、片手間作業で人為的ミスを防げるようになります。
本当に実際に使ってみるとびっくりします。
大手企業でも導入すべきで、よくあるのが、仮想マシンの提供が数週間、下手したら一ヵ月かかりますなんて条件があったりします。
サーバの提供にこれほど時間がかかるのは、サーバの構築に影響しますよね。
なぜこれだけ時間がかかるかというと、やはり、細かい手順に対して、人が操作をして仮想マシンをデプロイした後に、OSの設定をしていたりするからです。
私もこれまで仮想マシンの展開作業を何度もしてきましたが、テンプレートに実装できるもの、デプロイ後に設定しなければならないものと分かれていて、手作業部分が手間でした。
さらに、手作業なので、設定ミス、設定漏れも発生することがありますよね。
そこで、便利なのがAnsibleです。
VMwareに限らず、ネットワーク機器でも使えますが、VMware、Windowsなど多岐にわたって設定、確認を自動化できます。
こちら
Ansible for VMware の概念 — Ansible Documentation
Ansible for VMware の概念
この概念の一部は、VMware の自動化を含む Ansible のすべての用途に共通します。VMware に固有の概念もあります。VMWare の自動化に Ansible を活用するには、この概念を理解しておく必要があります。この概要では、本ガイドの シナリオ に従う必要がある背景を説明します。
概要の抜粋ですが、多くの設定をAnsibleを使って自動化できます。設定に人の手が入りません。
vCenterにログインして、GUIで右クリックしてなんてことが発生しません。
例えば、1台当たり、30分かかっていた作業が、流したら確認するだけになります。
圧倒的です。設定変更に人の手が入らないので、設定ミス、漏れがありません。Ansibleの冪等性のなせるところです。
dry runを使う事で、実際に実行する前の確認すらできます。
Ansibleを使い始めたら、工数が数分の1、下手したら数十分の1になるかもしれません。数台構築するくらいなら不要ですが、サーバを数十台以上の設定を行う場合は、大活躍します。
ということで、これからも情報をアップしていきます。こういった操作は、インフラエンジニアの必須スキルになりそうですね。