「tar: これは tar アーカイブではないようです」 SPLXのインストールで発生

Linuxウイルス対策としてトレンドマイクロのServer Protect for Linux 3.0をインストールする際に、インストールファイルである「SPLX30_X64.tgz」を解凍しようとするといつも同じエラーがでていてググっているので、備忘録としてメモです。

 

「SPLX30_X64.tgz」を解凍しようとするといつもエラーがでていて「tar: これは tar アーカイブではないようです」というエラーが出力されます。

 

ネットで調べると「tar xvzf SPLX30_X64.tgz」のコマンドで問題なく解凍できているようなのですが、環境依存でしょうか。

 

これかなり前から同じ問題に遭遇していていつも同じソースの情報に助けてもらっています。参考にしているサイトはこちら。

 

 

二重にgzip したtar.gz が展開できない罠

http://blog.100acre.jp/2017/04/gzip-targz.html

 

以下はエラーの抜粋です。

 

$ tar xvf test.tar.gz
tar: これは tar アーカイブではないようです
tar: 次のヘッダをスキップします
tar: 前のエラーにより失敗ステータスで終了します
$
$ LANG=C tar xvf test.tar.gz
tar: This does not look like a tar archive
tar: Skipping to next header
tar: Exiting with failure status due to previous errors
$

 

そして、このエラーの発生要因が二重にgzipされた tar.gz を tar が展開できないという問題とあります。この対処法としては、これを一旦 gunzip して、tar xvf test.tar するとうまくいきました。

 

今回のケースに限りませんが、同様のエラーがでている方は試してみてもいいかもしれません。