Office2016インストール後の「最初に行う設定です」という画面が表示されますが、これって企業の場合は、なるべく表示させたくないというケースがあると思います。IEとかも起動時に最初に表示される選択項目の画面がありますよね。
個人で利用しているPCなら一度設定して終了となりますが、企業の場合は不必要な表示は出したくないはず。
そこでOfficeの利用者であるユーザーに選ばせるという作業をなるべくさせたくないという場合に、レジストリ、GPOで非表示にすることができるようです。
画像はサイトより参照。
情報元はこちら。
「最初に行う設定です」 ダイアログの制御(Office Support Team Blog JAPAN)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/archive/blogs/officesupportjp/first_things_first
上記URLでは、Office カスタマイズ ツール、グループ ポリシー、レジストリーを利用した具体的な方法について説明しています。
企業の場合は、グループ ポリシーを利用するケースが多いと思いますので、こちらの手順を抜粋。
【GPOで制御する】
①グループ ポリシー エディター を起動して、左側のペインで [ユーザーの構成] - [管理用テンプレート] - [Microsoft Office 2016] - [その他] を選択します。
②右側のウィンドウで [推奨設定ダイアログを表示しない] を選択します。
③ [推奨設定ダイアログを表示しない] の項目画面で、[有効] を選択し [適用] をクリックします。
このグループ ポリシーの設定は、以下のレジストリ値を追加することでも同じ効果となるそうです。
キー : HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\16.0\Common\General
種類 : REG_DWORD
名前 : optindisable
値 : 1 (有効)
各環境でやりやすい方法で対応するでよいかと思います。実機で検証ができていませんが、このポリシーがない場合は、個別のGPOをインポートしてあげる必要があると思います。