REHL8で、dnf update --securityコマンド実行時に、エラー パッケージの最良アップデート候補をインストールできませんという表示が出た場合の参考情報になります。
dnf(yum) update --securityコマンドでセキュリティ関係のアップデートだけ実行することができます。
ソフトウェアのバージョンを上げずにセキュリティを強化したい場合におすすめです。
最近はセキュリティに厳しくなってきているので、脆弱性は放置せずにアップデートしたほうがいいですね。
特に外部に公開しているサーバならなおさらです。
そして、最初にdnf updateをかけたら問題がなかったのですが、--securityオプションを入れたらNGでした。
結論、EPELレポジトリが必要だったというだけですが、ひさしぶりに構築すると忘れることがあります。
こちらが参考になります。
Unified Manager 9.8 ドキュメント センター
手順
インストールに対応する EPEL リポジトリをダウンロードします。Red Hat Enterprise Linux 7 の場合は、次のサイトからダウンロードします。バージョン 8 の場合は、次のサイトからダウンロードします。
wget https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-7.noarch.rpm
wget https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm
EPELリポジトリを設定します。
yum install epel-release-latest-<version>.noarch.rpm
> yum install -y https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm