「ftp: connect :接続が拒否されました」エラー時の切り分け方法、手順

簡易版のFTPサーバをWindows10上に準備して、いざ、コマンドプロンプトを起動してFTP接続したんですが、以下のエラーが出力されました。

 

ちなみに、ネットワークエンジニアとして働いていた時は、よく3cdeamonを使っていましたが、今はダウンロードサイトが警告画面がでるようになったので、別のソフトウェアを使っています。

 

そして、出力されたエラーが以下になります。

 

ftp: connect :接続が拒否されました」


FTPサーバを設定するのも久しぶりですが、こういった事象が発生した場合の切り分け手順の備忘録です。


まず、クライアントから。

Pingを実行して疎通可能か確認する
FTPサーバとPing疎通可能か確認する

 

 

続いて、サーバ側

・パーソナルファイアウォールが無効化されていることを確認する
→有効である必要がある場合は、使用ポートを開ける

FTPサービスが起動していることを確認する
フリーソフトなどの場合は、「netstat -a」を実行して、FTPで使用するポートが「LISTENING」になっていることを確認する(デフォルトは21番ポート)

 

今回は、まさにFTPサービスが起動しないのが原因でした。サービスの起動確認は最初に行ったほうがいいでしょうね。ただ、使い慣れていないソフトだったので、ここで躓きました。


会社などの場合は、サーバーとクライアントの間にファイアウォール、スイッチなどが入って、そもそも疎通ができない場合があるので、そこを確認します。


後は、FTP接続できてその後に進めない場合は、サーバー管理者に確認ですね。